■ HELLA | ELECTRICAL PLUG-TYPE CONNECTIONS (pdf)
■ ワンダーリッヒ ジャパン / Wunderlich Japan / ヘラー電源ソケットアダプタ
二輪メーカーとしてのBMWは、昔から極寒のアウトバーンを
数百km単位の距離で移動するお国柄のせいか、車体のバッテリーから
ライダー&パッセンジャーが身に着ける、電熱ベストや電熱グローブへ
電気を供給する思想を持っています。
電装アイテムのインプット用のみならぬアウトプット用のインターフェース
として最初から車体にいわゆるシガーソケット・プラグを備えているのです。
カップルでタンデムして隣国までひとっ走りということが普通に行われている
モーターリゼーションが成熟した社会なので、電源プラグを増設するオプション
も設定されていたり、サードパーティー製品も市場に出回っています。
このあたりの「長距離を二人乗りで快適に。2人分の荷物も積載して」という
欧州の二輪文化ゆえに、GIVIやクラウザー,ヘプコ&ベッカーなどの
パニアケースも普及しているのでしょう。
となると「寒さを堪えて」ではなく、身体を電気の熱で温める
ベスト&パンツ,グローブで「快適な温もり」も、というのは自然な流れです。
電熱ウェアもヘルメットと同じくらいに必需品であるのかもしれません。
しかし、残念なことに、国産車には大排気量車といえど、そのような
「電気の出入口」となるプラグは設けられていないので、高価な輸入品の
シガーソケットを後付け設置する必要があります。
日本で二輪に乗り続けるには、なんやかんやで出費が嵩みますね。
2009年頃までは『バッテリー・ドク』バッテリー・ドク総輸入販売元である
有限会社エベンエゼルが、電熱ウェアラインナップを展開するWIDDER社の
製品総輸入販売元・国内管理者も兼ねていました。
ワタシが手に入れた『Hellaソケットキット』は、エベンエゼルさんから
『バッテリー・ドク』といっしょに購入したものです。
当時は同時所有していた6台のオートバイに搭載されているバッテリーが
干上がってしまわないように、『Hellaソケットキット』も6セット購入しました。
以前、エベンエゼルさんのサイトで
「電熱ベスト製造元のWIDDER社が2009年1月で業務を終了する」という
アナウンスがありました。いまではもうエベンエゼルさんではソケットキット
は販売されていません。
が、Hella社自体は存続しているので、以前とは違う販売チャンネルで
『Hellaソケットキット』シリーズは市場に出回っているようです。
現在は Wunderlich Japan(ワンダーリッヒ ジャパン)さんから購入できるようです。
【2014.05.25 追記】
いよいよオートバイを降りることにしました。用品も順次、処分していきます。
本日は、Hella ソケット を売却しました。
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購入金額
5,000円
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購入日
2006年04月13日
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購入場所
有限会社エベンエゼル
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