を使う。
このケースは2005年に発売されたAbeeの最初のフルアルミケース「AS Enclosure M2」の増強復刻版で、2008年にリリースされた。当時大きな勢力になりつつあった2.5インチSSDを追加オプションなしで取り付けられるよう、「2.5インチマウンタ」が標準添付になっていたり、ビデオカードの高性能化で要求が高かったVGAクーリングファンユニットが標準装備となったりして、時代に「合わせる」努力はされたものの、主にオプション品の標準装備化で価値をあげる手法で、本体そのものにはサイドの吸気口の追加など最低限しか手が入らなかった。
その結果、現在の目で見ると重大なウイークポイントがある。
「前面USB3.0端子の欠落」。
2005年といえばまだUSB3.0は影も形もない。2008年末の販売だったEM2PE-BKも2008年11月のUSB3.0規格の策定タイミングからすると本体に手を入れられたとしても、採用可能であったかどうかは微妙だ。
結局ケースそのものには2ポート(しかも隣接して使いにくい!)USB2.0端子が用意されるに過ぎない。
しかし、高速USBメモリやUSB接続SSD
のようにUSB3.0の接続スピードが享受できる周辺機器がそろってくると明らかに見劣りする。
もちろん最新のM/Bを積めばバックパネルには複数のUSB3.0端子が装備されるので、それを長い延長ケーブルを持つUSB3.0ハブで前面に出しても良いのだが、カッコ悪いし、なんせフルアルミケースにはマグネットがつかないので、ケースに固定も出来ない。
また、現在USBポートが手軽な充電用端子として受け入れられていて、各社から常時給電のUSBポートが装備されたM/Bがリリースされているが、残念ながら今回使用のM/B
にはその機能がない(ソフト的に可能にすることが出来るようだ↓はにゃさんコメント参照-2014/01/21追記-)。
これらの要望を満たす&現メイン機にもあるようにSD系カードリーダー
機能をつけて、デジカメ/デジビデとのデータのやり取りを簡単にしたいと考え、ケースに九つもある5インチベイを有効に使うべく?、ベイアクセサリをつけることにした。Bulletの5インチベイ用I/Oパネル「 IOP525」。
機能的には、
・USB 3.0接続マルチメモリーカードリーダー
(xDピクチャーカード、SD/MMC、microSD、CF/MD、MS、M2)
・USB3.0が3ポート
・USB2.0が2ポート
・充電専用USBポートが1ポート
・eSATAが1ポート
というつくり。これが5インチベイの大きさに収まる。本体自体はスチール製、外装パネルはアルミで(重要w)ヘアライン入りの高級感あるつくり。
内部接続ポートとしては
・USB3.0ヘッダ2つ
・USB2.0ヘッダ1つ
・SATA1つ
・ペリフェラル電源4P1つ
を消費する。とりあえず、前面USB3.0ポートが3つ確保できたので、大満足。
充電専用USBポートでiPhoneなんかの充電も同期しないで出来るし!
ただ、せっかく入れてくれたヘアライン、ケースと向きが違うのが...orz
(ケース=縦、本品=横)
【仕様】
サイズ:幅×高さ×奥行き:148×41×70mm(ケーブル除く)
材質:スチール、アルミ
カラー:ブラック
対応OS:Windows xp、Vista、7、8
付属品:固定ネジ、取扱説明書
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購入金額
3,980円
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購入日
2013年07月20日
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購入場所
ヨドバシカメラ
はにゃさん
2014/01/20
cybercatさん
2014/01/20
>Z87 Extreme6 は App Charger をいれておけばシャットダウン後でも充電できたと思います。
そうですか!
自分はまだ構築中なので、完全には使い切っていないわけですね。
ただ、通常のUSBポートでなく、電源線だけなので、iPodなどをつないでも同期を聞いてこないのは良いですね。