IntelのSSD 530シリーズの120GBです。組み込み用でしょう。パッケージは茶箱。パッケージ版と違い、3.5インチ用のブラケットやSATAケーブル､電源変換ケーブル、ドライバCD､取付用ネジも付属しません。厚みは7㎜。

公称スペックは、

120 GB 6 Gb/s 540 MB/s / 480 MB/s 24,000 IOPS / 80,000 IOPS

となっています。コントローラは、SandforceのSF2281。NANDフラッシュに20nmプロセスのインテル製MLCタイプ。

パッケージ版は保証が5年ですが、茶箱版はどうなんでしょうかね。Warrantyの表記がありません。

気になるパフォーマンスですが。CrystalDiskMarkでランダム、0Fill､1Fillで計測しました。

ランダムデータですが、公称スペックに遠く及びませんね。

0Fill

1Fill

0Fill､1Fillでやっと公称スペックに近いスコアになりましたが、それでもシーケンシャルリードが500MB/sに届きません。

Intel SSD Toolboxです。SSD Optimizerを実行しましたが、特にベンチマークでは変化がありませんでした。

この530シリーズですが、省電力に特徴があります。省電力モード「DevSleep」に対応しているのが特徴で、第4世代Coreシリーズプラットフォームと組み合わせることでこのDevSleepが機能するという。

ベンチマークにおけるパフォーマンスには、今ひとつという評価になりますが、Intelでのシステム構築という点では、省電力に貢献しますし、何より安心して使っていける製品には間違いないでしょう。

5/26追記

リテール品の保証が5年に対し、茶箱版は3年だそうです。