前の2つからは随分日にちが空きましたが、年末の散財シリーズです。
以前値段に惹かれて買ったSONY NEX-5NDですが、実はその後殆どと言って良いほど使っていません。
元々私はカメラの大きさや重さをあまり苦にしない方で、撮影すると明確にわかっているときにはEOS 5Dを持って行きますし、急に撮影する用事が出来たときには持ち歩いていることが多いSONY DSC-WX1かiPhone 4Sのカメラを使ってしまうため、その中間という立ち位置のNEX-5Nの出番はなかなか巡ってこないのです。
ただ、それ以外の問題点としてはNEX-5NDとして同梱されている2本のレンズの特性があります。単焦点の16mm、標準ズームの18-55mm共にレンズが大柄で、その割に画角の選択肢が乏しいのです。それぞれ35mm換算で24mm・27-80mm相当となりますからね。
最初は望遠レンズとなる純正の55-210mmを買って画角の選択肢を広げるか、ボディーがコンパクトにまとまっているPZ 16-50mmを買って取り回しを改善するという方向で考えていました。
しかしどちらにしても、そのレンズを1本だけ付けておけば一通りの用事がまかなえると言うほど万能なレンズでもありません。荷物と時間に余裕があって一式を全て持って行けるというならレンズをその場で付け替えれば良いのですが、ミラーレスを敢えて選択するときには手軽に素早く撮影出来なければ意味がないのではないかと考え、狙いを高倍率ズームレンズに変えたのです。
そこで候補に挙がるのはSONY純正の18-200mmであるE18-200mm F3.5-6.3 OSS SEL18200とE 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE SEL18200LE(中身はTAMRONと同じらしいですが)、そしてその対抗製品となるTAMRON製の18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC(Model B011)でした。ちなみに純正のPZ 18-200mmは高すぎるので候補から外しています。
結果としてTAMRON製の18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC(Model B011)を購入したわけですが、これに決めた理由は価格と大きさです。タイムセールで中古品が普段より約1万円下がっていて、しかもSONY純正(非LE)よりはコンパクトにまとまったボディーという点に大きな魅力がありました。
手ブレ補正機構のVCもスローシャッターで試してみると有効に働いていますし、画質も高倍率ズームにしてはまあまあというところで、とりあえずは満足出来そうな出来ではあります。もっとも、見た目以上に重量があり、手軽さが感じられない辺りは弱点といえるでしょう。
クローズアップフィルター併用ですが、一応作例を用意してみました。いずれもクリックで原寸のJPEGとなります。
高倍率ズームレンズにしては、思いの外ボケ味も悪くありません。50mm付近の美味しいゾーンを使っているというのは大きいのですが、高倍率のズームレンズでこれだけ撮れれば充分ではないかと思います。
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購入金額
36,800円
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購入日
2013年12月29日
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購入場所
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