レビューメディア「ジグソー」

《半個ずらし》の使い方に頭を悩ませます

1985年にデービーソフトから発売されたファミコン用のパズルゲーム(移植作)。

 

『FLAPPY』 は1983年に開発されたパソコンゲームで、本作はそのファミコン版です。プレイヤーは主人公フラッピーを操り、ステージにあるブルーストーンをブルーエリアまで移動できればクリア。全200面のステージのほかに、5ステージごとにボーナス面が挿入されます。

 

ステージには、ブルーストーン以外にもブラウンストーンが散らばっています。ブラウンストーンは砕くこともできますが、上手く利用すればブルーストーンを運搬する通路を築いたり、邪魔する敵を押し潰したりできます。キノコ(アイテム)を使えば敵を眠らせることが可能で、眠っている敵はストーンと同じように活用することもできます。

 

ここまで読んでくださった皆さんは、本作と『倉庫番』との間にある類似性を指摘されるかも知れません。確かにパズルとしての目的は同じですが、本作はよりテクニカルな点がその魅力だと言えます。例えばストーンを半個分だけ移動する《半個ずらし》は、とても汎用性が高く、その使い方については頭を悩ませるコトになるでしょう。また、敵の存在を利用しなければ、ブルーストーンを移動できない場面もあります。この点は『倉庫番』には敵が出現しませんので、本作の独自性をアピールする要素として十分だと思います。

 


 

※2013年12月23日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。

  • 購入金額

    5,500円

  • 購入日

    1985年06月14日

  • 購入場所

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • hijikiさん

    2013/12/23

    なつかしい!持ってた持ってた!!
    岩で敵潰せるんですよね。
  • 千里一歩さん

    2013/12/24

    hijikiさん

    ブロック(岩石など)で敵を押し潰せることは、もはやお約束のシステムですねw
  • Schrödingers Katzeさん

    2013/12/24

     倉庫番というより、倉庫番+ロードランナー+ディグダグ÷3って感じもします。

     敵が動き、アクション性が存在することによって、「コンピュータゲームとしてのリアルタイムパズルゲーム」に仕上がっています。
     敵を倒して、運べばいい。と考えがちですが、「奴らも通路」なのが「裏技」じゃなくて「解法」なので、見た目に反して、とても難しくなって居ます。
     そして、固定するための眠りきのこ。
     岩は、壊せるのも、使いようです。

     キングフラッピーの要素もあったような気がしなくもありませんが。
他3件のコメントを表示

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