指定したドライブやパーティション、フォルダやファイルをイメージ化してバックアップできるソフト。

Windows XPから8.1（それぞれ、32bit，64bit）まで対応している。

最新バージョン（ver.6.5.0.0）からはアンドロイドスマホまでバックアップ、リカバリー出来るそうだが、試した事はない。

その内に試したいとは思ってはいるが、アンドロイドのスマホは持っていない。

IOS7なら大いに助かるのだが…。

無料なのに、ディスク&パーティションバックアップ、システムバックアップから、クローンディスク作成まで対応。

「スケジュールバックアップ」も、一度設定しておけば「全自動」でやってくれるし、日本語も完璧に使える最強のフリーソフトだ。

今のところ、怪しい日本語対応ソフトにありがちな「変な日本語」は一度も目撃していない。

「このソフトをアップデートするか？」

とか、

「書き込みの権利をあたえる」

とか、

「バックアップの映像を作るか？」

みたいな…。

また、フリーソフトに良くある「高機能版を買って下さい」などの案内も最低限に抑えられているし、一度表示された時に「今後、表示しない」にチェックを入れておけば二度と表示されないのも好印象だ。

それから、「フリーソフトにありがち」と言えば、インストールすると「他のソフト」を強制的に入れられブラウザのスタートアップ頁を乗っ取ったり、突然、「このPCのレジストリーが異常です」などと言ってお金をだまし取る「迷惑ソフトや詐欺ソフト」の類なども紛れ込んではいないから安心だ。

単に「バックアップ」と言っても、「フルバックアップ」、「増分バックアップ」、「差分バックアップ」とあり、それぞれ特長があり、それらを理解した上で縦横に使いこなしてこそ一人前のユーザー。

バックアップの仕方が間違っていると、イザと言う時に正しくリカバーが出来ないと言う事もあります。

ちなみに、zigsowで活躍の主婦のみなさんの中にも、「モチモノ」には正式に登録はしていなくても、これを使いこなしている方々が複数いらっしゃると聞きます。

家では、１つのマシンにもう１つ別のバックアップソフトをインストールして長い間使用しているが、なぜか、この「禁じ手的手法」がまかり通っているようで互いに干渉することもなく使えている。

もう１つのソフトとは、「Acronisの機能限定版」の事ではありません。

「別に隠しパーティションを作って、そこにバックアップデータを保存する」と言えば分かる人には分かる、お馴染み「Paragon」のフリーソフトだ。

家の使い方は一見出鱈目のように見えるが、これはバックアップの基本だ。

 バックアップは、

1. 複数のメディアに作る。内臓HDDと外部HDD、外部HDDだけなら２台以上。あるいは、それらとDVDなどのDISKを組み合わせる。
2. 出来れば、２つの方法でバックアップする。「2つのソフト」でも良いし、「クローン」と「通常のイメージバックアップ」など2つの方法で…。（2つ以上ならなお良いが面倒だ）

 「システム復旧のためのリカバリー」って、何か複雑な知恵の輪を解くような面白味がある。

「ソフト1」で復旧させたドライブから「ソフト2」の最新のバックアップデータを使って「最新のシステムを復旧」とか、「クローンディスクで作成してあったディスクの隠しパーティションからのデータから復旧」とか…。

とにかく、リカバーには「無限の可能性」がある。

いずれにしても、不意に襲うシステムトラブルからユーザーを救ってくれる「イメージバックアップソフト」は、優秀なレビュアーの「必需品」になる筈です。