またその一方で、現在仕事の際に持ち歩いているノートPC(SONY VAIO VPCSE1AJ)は15.5インチモニターモデルということで、未だに使い勝手や性能に不満はないものの、大きすぎて邪魔に感じることはあります。そうなると、持ち運びを考えてUltrabookにでも手を出してみるかとも考えていました。
多少の資金が出来たので、どちらか一方を買おうと思っていたのです。特に最近では各社からBay Trail Atomを搭載した格安8インチタブレットが発表されていますし、その辺りでも良いかとは思っていました。
ただ、8インチタブレットである程度細かい作業をするとなると、Bluetooth接続のキーボードなどが必要となってくるでしょうし、ストレージ容量が多くても64GBという辺りには一抹の不安を感じます。そうなるとUltrabookの方を優先するべきかとは思っていました。
そこで格安のUltrabookの情報を当たっていたのですが、安いUltrabookはモニター解像度が大抵WXGA程度なのです。出来ればフルHD、最低でもWXGA++(1600×900 Pixel)辺りは欲しいと思っていたので、なかなか予算との折り合いが付きません。
そんなときに、以前ACアダプターを購入するために会員登録しておいた、ASUSの直販ショップから特価品の案内が来ました。そこで目を引いたのは、フルHD液晶を2枚持つUltrabook、TAICHI 21の特売品(59,800円)でした。
私もこれには強く惹かれたのですが、各所でレビュー記事を見ているとバッテリーの持続時間に難があるということが書かれていて、それでどうしても購入には踏み切れませんでした。普段の使い方で3~4時間使えればOKだったのですが、TAICHI 21ではかなり神経を使っても4時間使えるかといわれれば微妙な数字です。
そこが引っかかったままで結局購入するには至らず、TAICHI 21は売り切れてしまいました。そこで他に良いモデルがないかと思ってみていると、このTAICHI 31が目に付きました。
実売価格は1万円差で、モニターサイズが11.6インチ→13.3インチへと大型化、プリインストールのWindowsがWindows 8(無印)→Windows 8 Proという程度の差なのですが、本体が一回り大きくなった分バッテリーが増量されていて、TAICHI 21よりは1時間程度は長持ちするらしいことがわかりました。
私が求めていた条件は概ね満たしていますし、他に選択肢も無いかということで、結局は2週間以上悩んだ末にこのTAICHI 31を購入しました。
この機種最大の特徴は、なんといってもフルHD液晶パネルを2枚搭載し、蓋を開けば通常のノートPC相当に、蓋を閉じればタブレットPCにそれぞれ早変わりするというギミックでしょう。ノートPCモードの時には、タブレット用のパネルも有効化してクローン表示したり、セカンダリディスプレイとして使ったりすることも出来ます。
強いていえば、タッチ操作可能な液晶パネルはタブレットモード側のみとなっているというのが弱点です。両方出来ればかなり便利になったと思うのですが…。
また、2枚のフルHDパネルの弊害ではあるのですが、どうしても本体の重量配分が悪く、ノートPCモードで液晶を開くと、膝の上など不安定な環境では本体がそのまま倒れそうになってしまいます。
まだ使い始めたばかりではありますが、弱点を抱えつつもそれなりに面白いPCであるということはいえると思います。
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購入金額
69,800円
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購入日
2013年12月03日
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購入場所
ASUS Shop
harmankardonさん
2013/12/03
jive9821さん
2013/12/03
内容の割には安いPC(元値は丁度2倍程度ですが)だと思うのですが、キワモノすぎてなかなか売れなかったようです。丁度昨日辺りにようやく売り切れたようですので…。
ふっけんさん
2013/12/04
なぜか工人舎のスライド式2画面ノートを思い出しますw
jive9821さん
2013/12/04
本当はある程度真面目な選択の結果なのですが、どうしてもネタの香りが漂ってくるPCです…。
jakeさん
2013/12/05
ううん。
jive9821さん
2013/12/05
13.3インチで約1.5kgですから、重量自体は許容範囲だと思うのですが、液晶側にそれが偏っているのが弱点ですね。
今日仕事に連れ出してみましたが、持ち運びは苦ではありませんでした。