大正年間からの現役商品にして、日本の誇る世界最強の携帯暖房・ハクキンカイロ。
使い捨てカイロの12倍に及ぶ強力な熱量、24時間連続稼働というロングラン性能、氷点下でも作動するという破格の信頼性を誇る本製品は、日本のオッサンたちの冬の戦友であった。
まあ、ハクキンカイロ自体がどう言うモノであるかは昨年末に書いた、通常Vr.のレビューに譲るとして、今回購入したのは『Giant』というモデルである。
ハクキンカイロPeacock Giantモデル。姿形は、通常モデルと全く一緒。
名前の通り、通常Vr.に比べて大型で、海外輸出専用モデルとなる。
過去にはAmazonでも取り扱いがあったそうだが、現在はハクキンカイロのオフィシャル通販でのみ国内販売されている。
通常モデルと比較してハイパワーであり、熱量は4割増、作動時間は最大30時間と大幅に性能が向上しているが、燃料消費量は通常モデルの2倍と燃費が大きく悪化するのが難点。
ただ、その欠点を補って余りあるほど熱量増加の恩恵は大きく、既に0度近くなった朝方であろうが、外套やジャケットを全く必要としない。
お勧めの利用法は、こちらの暖か朗に入れて、背中に当てて使う方法。
当てている背中のみならず、腕の先から腰周りまで体温上昇の効果が得られる。
パッケージも海外版。おっさん印はシールを除いて付いてない。
蓋を開けたところ。見た目は全く通常Vr.と変わらないが・・・・
実はこんなに大きさが違う。実際は、写真よりもっとボリュームの差が大きく感じる。
その理由は、この厚みの差。倍くらい違う。そのため、フィット感は悪化している。
通常Vrと基本セットは同じ。これに軽量カップが別途付属する。
軽量カップも専用品。右がGiant用で、口金に合わせて1ミリほど太くなっている。
なお、Giantの場合「四杯で30時間動作」になる。
火口。左がGiant用。およそ倍の大きさがあり、熱量もそれに応じて大きい。
このハクキンカイロ、実は部屋で使うと愛知県なら冬場でも暖房が殆ど不要。
私はGiantを背中、通常Vrを腹捲きに突っ込んで利用しているが、外気から隔離された部屋の中では、暖房無しでも寝間着程度の服装で良く、全く寒さを感じない。
一日の作動に必要な燃料代など100円に満たない(Giantの30時間稼働でも、ベンジンの使用量は50cc)ため、暖房代節約にもかなり有用。
これからの季節、非常に役に立ってくれそうである。
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購入金額
4,050円
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購入日
2013年11月28日
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購入場所
ハクキンカイロ オフィシャル通販
ちょもさん
2013/11/29
ノーマル版はもっていますが、これ暖かいですよね。
ほのかにベンジン臭がしますが、気にならないレベルなので問題なし。
しかし、熱量4割UPって、相当暖かそう・・・というか熱そうだ。
退会したユーザーさん
2013/11/29
背中から暖かいというのがいいでつねぃ(・・v
退会したユーザーさん
2013/11/29
以前義父が使ってたようで
「オイルのにおいがやだ(・・b」と却下されますた(・・;
Vossさん
2013/11/30
熱いですよー・・・・ジャイアントは低温火傷に要注意レベルです。
ただ、これくらいの熱量のほうが外に出ているときはむしろありがたいです。
>なつめぐどの
オイル臭については、使用ベンジンをジッポオイルに変え、付属の巾着袋に使う度にハッカ油を数数的滴染み込ませることで、殆どの場合解消出来ます。
私は使用後に巾着袋をファブリーズし、毎朝ハッカ油を追加してます。
ただ、ジッポオイルだと少しだけ熱量が下がるのと、燃料費が高くなるので、私はおっさんベンジン(ハクキン純正)を使ってます。