以前に、こんなケーブルを自作しましたが、それに用いたケーブルとなります。
このL-4E6Sを作っている『カナレ電気』と言えば、モガミ電線と同じく「金銭的に(物理的にも)使いやすいケーブルを作る会社」という印象が俺の中にはあります。
そんなカナレ電気が出している高コスパなマイクケーブルがL-4E6Sとなります。
今回はそんなケーブルをざっっっっっっっっっっっくりと紹介しようと思います。
音の出方
FOSTEX PM0.4Bを使っての感想です。本当は(同じパワードの)ヤマハMSP7などのスタジオモニタースピーカーで音質傾向を比較するのがベターなんでしょうけど、ケーブル1本(600円)のために8万も10万も出せないので勘弁して下さい。
今回の条件は
⓪、ケーブルはL-4E6S
①、両スピーカー側の音量は「丁度半分」
②、聴く距離をスピーカーから100cm離す
③、部屋の広さは6畳洋室/木造の築40年
④、天候晴れ・春
⑤、聴く曲は「幽閉サテライト」「milktub」「Ayumi」「真理絵」「Solfa(Solfa feat.~)」「KOTOKO」「桜川めぐ」などなど東方プロジェクトやエロゲ関連ばかりです。
以上での感想です。
こんなもんプラシーボ効果ですから人それぞれですんで感覚で。
やたら前に音が集中してる(感じ?)
スピーカーから30cm離れた場所に音が集中してる感じです。オーディオテクニカ製とはココが違うかな。
あとは曲によりますが全体的にボケてたBassが少し前に出るようになりました。
Vo.の感じは変わらないです。
本来は”マイクケーブル”ですよ
アーティストのライブや放送局で使う用途として開発されたのがこのマイクケーブルです。ケーブルの断面はこんな感じになっています。
青が2芯・白が2芯の計4芯で構成されているケーブルです。
モノラルで使う時は青の2芯とシールドを残して残りはぶった切って使います。
なお、カナレHPによると
『電磁シールドケーブル(*今回だとL-4E6S)は4心構造のシールドケーブルです。この4心のうち、同色のコア線2本ずつを接続し、それぞれホット、コールドに接続します。カナレは基本的に”有色ホット”を基本に結線しています』
とあります。
言い換えると、ステレオケーブルを作るなら
「青線を2本に纏めてそれをプラス極にしてね!んで白線はマイナス極だよ!」
と言うことです。青の1番2番がプラス極、白の3番4番がマイナス極、シールドは「アース線」として使います。
シールドですがほどきにくいですので、注意して下さい。
色の豊富さがイイネッ!そして入手性+価格
先ずは仕様云々の前に色の豊富さ!
定番の黒色だけでなく、赤・青・黄・緑と日頃よく見るような色や、茶・橙・灰・白と合計で『9色』もあります。 9色もあれば、環境に合わせて使い分ける事が出来ますし良いと思います。
入手性ですがこの手の業務用機材を扱う最大手と言えば
サウンドハウス(通称:音屋)
ですが、ここが全色1m切り売り販売をおこなっているのでとにかく!!とにかく入手性がイイ
更に税込108円/m(9,698円/100m)とケーブル自作erにとって懐にとても優しい価格です。ありがたいことに”期間限定特価”ではなく、””常時価格””なのですから作っているカナレさんにも驚くばかり。
・・・何処とは言いませんが1,000円/m以上のふざけたケーブルを生産販売している所が『ぼったくっている』ように見えてしまいます。
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俺はそんなケーブルを購入する方々のようにお金と聴力を持っていないのでぼったくってると思うだけです。
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購入金額
108円
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購入日
2017年03月頃
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購入場所
音屋
タコシーさん
2017/03/29
電源ケーブルで100万とか...”常識知らずメ” とか思いますよ
でも世の中に電球もヒューズも換えられない男って居るんですよね
ああいう人は鴨ですね....葱しょってるし...
Takahiroさん
2017/03/29
人間、年齢を重ねれば耳も悪くなるんですし、そこまでカネをかける必要性を感じないのですが。
hidechanさん
2017/03/30
タコシーさんは出力特性(波形?)で科学的にレビューされているから分かりやすいですけど、自分でも使っちゃいますけど、柔らかいとか、硬いとか伝わりずらいし、伝えにくい><
私の場合は、太さで選んじゃいますねw