NECのワークステーション向け保守部品の放出によるもので、価格的にも当時の性能水準から考えて妥当と思われる程度のものであり、コレクション向けに丁度良いと思って購入しました。
Quadro FX 1300は、PCI Expressスロット向けのQuadroシリーズとしては最初期に当たります。搭載GPUはNV35で、これはGeForceでいえばGeForce FX 5900シリーズまたはGeForce PCX 5900で採用されていたものです。
PCI Express対応製品とはいえ、GPUであるNV35はAGP専用の製品ですから、GeForce PCX 5900と同様にブリッジチップによる変換でPCI Expressスロットに対応させたものということになります。
ちなみにGeForce FX 5900シリーズの最下位モデルである、GeForce FX 5900 SEがコアクロック350MHz、メモリクロック700MHz、メモリバス幅256bitであったのに対して、Quadro FX 1300はコアクロックこそ同等の350MHzであるものの、メモリクロック275MHz、メモリバス幅128bitと仕様面で大幅に劣っています。Quadroが得意とするOpen GL系の描画以外であれば、ミドルレンジクラスの製品と比べても性能面では後れを取るものと思います。
私自身、真剣に使うつもりは毛頭なく、1枚Quadroも持っておこうというだけの動機で買ったものであり、結局使われることがないままというのも当然だったのかもしれません。
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購入金額
3,980円
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購入日
2009年04月09日
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購入場所
ふっけんさん
2013/11/26
jive9821さん
2013/11/26
TEシリーズについては、実はTE3Aは家捜しすれば出てくるはずなのですが、買うだけ買って使っていませんので使用感はさすがに語れません。そういえばIntense 3DやVisualize FXも買った記憶はあるんですよね…。