スクエア液晶モニタとしては最小クラスとなる15インチXGAモニタ。
17インチSXGAと比べるとドットピッチが広く、19インチSXGAをそのまま削ったようなサイズなので個人的にはサブモニタとしてお気に入りのサイズ。

とはいえ年式が古く機能も少ないものが多いのもこの15インチ。まあサブモニタなのでD-Sub1系統でとりあえず写ればいいような用途だしーという訳で、長年三菱製の2台を保持している。

まあ2台あれば十分すぎるのだが、RDT150Xの方は経年劣化でいつ壊れるか判らないし、RDT151Eも元はといえば廃棄品。そんな中知人の事務所で廃棄品の中にこのDELLの15インチを発見。また廃棄品か。

状態ははっきりいって悪い。なにせスタンドが無いのだ。更に画面には大きな圧迫痕もある。ぶっちゃけタダでもいらないって人のが多そうなのだが、15インチモニタとしては珍しくDVIとD-Subの2系統を持ち、視野角も比較的広く、またUSBハブ機能なんてオマケまでついてる。随分気合の入った仕様。

そしてベゼルが小さいので上記旧型2台に比べてスペースもとらない。15インチモニタとしては垢抜けた雰囲気だがそれもその筈、カタログを見れば2005年だ。上記のRDTコンビは1999年＆2001年だから4年も後のモデル。
欠品のスタンドも、適当にVESA規格のスタンドを壊れたモニタから移植すればいいだけのこと。おもちかえりぃー。

まあ書くだけ書いてしまったが、15インチとしては珍しい程に多機能な仕様。D-Sub出力できないPCもちらほら出てきたので、DVIが直接繋げるコンパクトなモニタというだけでも私にとっては価値がある。ちなみに本体にスピーカーは内蔵されていないがオプションで専用のスピーカーユニットが用意されていたらしく、それ用の端子もある。

他にUSBハブ用のUSB入力が1。USB出力が背面に2、側面に2の合計4ポート。

モニタのスタンド部は先述の通り欠品。サークル型の結構凝ったスタンドが付属していたらしいが行方不明。そこで標準スタンドがVESA規格だったLogitecの19インチモニタLCM-T193AD/Sのものを移植することに。

このLogitecもはVAパネルが気に入っていたのだけど、インバーター故障で泣く泣く処分。

なんか15インチにしては背が高いノッポなスタイルになったが…サブモニタとして置くとむしろちょうどいい！

サブモニタとしての常設接続で1系統、余った1系統のケーブルをたらしておけばテスト用に超ベンリ。そしてサブモニタとしてナナメ置きしていてもあまり気にならない視野角。OSDもカラフルで各種調整幅も大きい。つくづく特大の圧迫痕とパネルの経年劣化がが惜しいが、まあいいさ。

どうせ今のところは某ブラウザゲー用だし！！