新品バルク扱い(白箱入り)で購入していて、現時点まで1回も使った記憶がないボードです。そもそも買ったことすら忘れていました。
ただ、良く思い出してみると、当時新品ジャンク扱いの「BUFFALO IFC-WSP」として購入したような気がしています。IFC-WSPであれば、PC/AT互換機とPC-9800系を両方サポートしているため、当時の私が買っていても不思議はありません。
両者の違いは対応する本体に合わせたBIOS ROMであり、ボードそのものは同等と考えて差し支えありません。いずれもInitio INIC-950Pを搭載し、内蔵用コネクターとして68P、50Pコネクターの両方を備えていました。
IFC-WSPは基板を見る限りでは、RATOC Systems製REX-PCI32のOEMではないかと思います。Initioの同等品となるリファレンスボード、INI-9100UWとは基板が全く違いますし、そもそもBUFFALOの製品情報で写っているボードはどうみてもRATOCのロゴが印刷されたREX-PCI32なのです。IFC-WSPAの製品情報も同じくRATOCのロゴが見える基板となっています。ちなみに実際のボードではここに「BUFFALO IFC-WSPA」という機種名が書かれたシールが貼付されていますが、そのシールではRATOCのシルク印刷を全て覆い隠すことが出来ないようで、シールの端から「REX-PCI32」という文字列の「I32」がはみ出して見えています。
今更32bit PCIのMacintosh用SCSIホストアダプターを持っていても使い道はありませんが、ある意味面白いボードであり、コレクションとしては持っておく価値はあるでしょう。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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