2018.03.13 「Windows 10 PCへの移行」追加
メインでは一眼デジカメを使っていて、気軽に持ちだせるサブのカメラとしてコンデジとミラーレスを使ってきましたが、コンデジを使っているともう少し画質が良いモノが欲しくなり、ミラーレスを使っているともう少しコンパクトなら良かったのにとなかなかこれといったモノに出会えていませんでした。
価格を考えなければ高級コンパクトカメラもありますが、そこまでは手が出ず極力安く満足のいくモノを求めるのでしょうがないですね。
最近はやっと NEX-5に落ち着いていたのですが
ミラーレスの中では比較的コンパクトな部類ですが、どうしてもレンズを着けると大きくなってしまいます。
ということで、またポケットに入るカメラが欲しくなってきていたところ、2年前の発売時に気になっていた本品が未だ現行品なのですが、それがキヤノンオンラインショップでアウトレット品として出ているではないですか。
正確には「再調製品 Grade ab」となっており
『お客様が開梱もしくは短期間使用されたものを工場で機能・性能を再調整し、出荷検査に合格した製品です。』
という代物らしいです。
しかしながら、保証は通常品と一緒で 1年間付いているので、動作は心配なさそうです。
本品の発売後の評判は上々で、2年近くも後継機を出さなかったのもそれだけ完成度が高かったのでしょう（いや、そうに違いない！）。
ということで、初の再調製品に手を出してみました。
外 観
届いた箱を開けまず目に付いたのが、外箱に貼ってある「再調製品」のシールです。
心配しながら開けてみると説明書などは封の切られていない袋に入っています。
本体や液晶などもとてもキレイです。
パッケージや保証書に記述がなければ、新品と見分けがつきません。
これで市場価格の 2/3程度で購入できるのですから、アウトレットに抵抗が無ければ大変お得です。
続いて本体外観をお見せします。
レンズは 24mmからの 光学5倍ズームで、広角時 F1.8からの明るいモノで室内撮りや夜間撮影に期待がもてます(^^
3.0型TFTカラー液晶（タッチパネル）で、このサイズがあればまずまずといったところでしょう。
こちらの側面にはストロボのポップアップスイッチが付いてます。
反対側にはフタが付いており、開けると miniUSB端子とHDMI端子があります。
底面から SDカードと電池を入れられるようになっています。
上部のスイッチ類はこんな感じです。
そして電源を入れるとレンズが飛び出してきます。
ちなみに本体側のギザギザしている部分は回転するようになっており、割り当てにより ISO感度を変えられたりズーム機能等をもたせる事が出来ます。
（撮影モード毎に機能を変えられます）
そして初回電源を入れた時のみ日付／時刻の設定画面が起動されます。
ちょっと面白いのが、タイムゾーンの設定でわざわざ世界地図が表示されます。
まぁ二度といじる事はないでしょうが(^^;
あと地味にありがたいのがキヤノンの充電器です。
よく緑色とオレンジ色で満充電が分かる様にしているメーカーが多いですが、「FULL」と「CHARGE」でランプを変えているので一目で充電状態が分かります。
特 徴
特に気になっていた特徴は以下の通りです。
・F1.8の明るいレンズ
・最高 12.1枚／秒の連続撮影
・約0.1秒の高速AF
・シーンモードにある星空撮影モード
（「星空軌跡」写真や「星空インターバル」動画が撮影できます）
・RAW対応
・Wi-Fi機能
中でも、Wi-Fi機能は EOS 70Dや IXY 1で
PCへの転送で便利に使っていますので、Wi-Fi機能の無いデジカメはかなり残念に感じてしまいます。
NEX-5に Wi-Fi機能はあるのですが、やたらと転送が遅く PC転送時は USBケーブルで接続しています。
本品の PCへの転送時は IXY 1と同じアプリケーション（「CameraWindow」）を使いますが、アプリケーションCDは入っておらず、メーカーサイトからダウンロードするようになっています。
本品は IXY 1より後から発売されていますので、今回最新版をダウンロードしてきてインストールしました。
操作は IXY 1の時と変わらないので割愛します。
本品ばかり使っています
手軽さから撮影ボックスを使わない撮影は本品ばかり使うようになっています。
そして下手にいじるより AUTOの方がいい感じに撮れ(^^; モードダイヤルも「AUTO」のままです。
○曇天夕方撮影
AUTOモード、1/50秒、f/4.5、ISO 800
外出時にはポケットや小さいカバンに気にせず入れておけるので、自然と持ち歩く率も高くなっています。
そして期待通り夜間など暗い所での撮影に強く、フラッシュ無し手持ちでこれだけ撮れれば大満足です。
○真夜中の神楽坂
AUTOモード、1/60秒、f/1.8、ISO 800
○日本橋高島屋屋上
AUTOモード、1/30秒、f/1.8、ISO 800
これだけ撮れると NEX-5との使い分けが難しい(^^;;;
今度は東京の空では無く、星空画像も撮ってみたいな。
Windows 10 PCへの移行
今までメインで使用していた Windows7 PCから接続先を Windows10 PCに変更するのに苦労したので、忘備録のためにも記録を残しておきます。
接続先の変更と言っても、初めて PCと接続する時と変らないのですが、S120が販売されていた頃には Windows10が無かったので、カメラ付属のマニュアルを見ただけではいつまで経っても接続出来ないでしょう。
以下、Windows10 PCへ Wi-Fi接続するための手順です。
・CameraWindow DC インストール
・Wi-Fi接続するための設定
・CANON iMAGE GATEWAYにログインし、PCとカメラの認証を行なう
・PCに S120をデバイス登録する
「キヤノン：コンパクトのWi-Fi 使い方”まるわかり”コンテンツ | PowerShot S120 | はじめて接続する方」の［パソコン］タブ内に詳細設定方法が掲載されています。
変更があったのは「PCに S120をデバイス登録する」部分で、具体的には S120から接続先の機器の選択を行なう時に Windows 7ではカメラからの操作だけで登録出来ていたのが、Windows10ではカメラが PCを検索しているタイミングで PC上で明示的にデバイスの追加を行なわなくてはならなくなりました。
カメラに付属のマニュアルを見てもその様な記述は無いので、元々接続していた PCのアプリケーションが動作していたらダメなのかとかいろいろ試し、2～3時間ハマってしまいました．．．．
しかし S120は 2013年9月に発売開始された機種ですが、昨今のコンデジと比べても全く劣りません。
あまりに本品ばかり使っており外装が一部剥げてしまっているので、革張りキットを貼るべく準備中です（半年以上前に買ってあるのですが(^^; ）。
-
購入金額
21,384円
-
購入日
2015年06月24日
-
購入場所
キヤノンオンラインショップ
harmankardonさん
2015/07/09
S95から更新したいくらいです．
ホーリーさん
2015/07/09
atsuo@tokyoさん
2015/07/09
新品だとまだ 3万円近くしますので、メルマガを見てすぐに注文してました(^^;
ブラックとシルバーで合計100台限定でしたが、次の日には売り切れていましたので決断で来て良かったです。
atsuo@tokyoさん
2015/07/09
現行品ではありますが、製品ページには【在庫僅少】とありもうすぐ販売終息するのでしょうね。
もっとも機能・性能的には本品で十分満足できるレベルですので、私のコンパクトカメラ欲しい病はしばらくおとなしく出来そうです(^^;
いぐなっちさん
2015/07/09
なかなか面白い機種ですよね。
atsuo@tokyoさん
2015/07/09
デフォルトでは ISOや露出に割り当てられていますが、マニュアルフォーカスに割り当ても可能です。
ただ、カメラが小さいのでこのリングの厚みが薄く、ちょっと操作しづらいんですよね。
FUJIFILMの XF1みたくリングだけでも引き出せれば操作しやすくなると思うんですけどね。