この前の世代まではメイン機はSocket 478であったため、ビデオカードも必然的にAGPスロット用の製品となり、当時としてはハイエンドとなるGeForce 7950 GTを利用していました。それと比較すればむしろグレードダウンではあったのですが、当時既にPCI Express製品のハイエンドはGeForce 8800シリーズに置き換わっていたため、それを入手するまでの繋ぎという意味合いがあったのです。
GeForce 7950 GTより絶対性能は低いはずでしたが、AGPからPCI Expressとなり、またPCの速度自体が向上していたことから、体感的な快適度は同等かそれ以上であり、性能には意外と満足していました。
ただ、ネックとなったのはこの世代まではHDCPに対応していなかったということで、この時期にPC用の地デジチューナーの導入を検討していた私にとってはそこが大きな不満となっていました。もっとも、その時点ではアナログRGB接続のCRTをまだ使っていたため、HDCPもその時点ではどのみち活用は出来なったわけですが…。
この後は、G80コアのGeForce 8800 GTX/GTS(320)は結局入手せずに、発売後間もなくG92コアのフルスペック版であったGeForce 8800 GTS 512を購入し、さらにモニターも液晶に入れ替えてPCに地デジチューナーを内蔵することとなりました。その後もしばらくはサブ機を構築する際によく使われていたのですが、やがてGeForce 8800 GTクラスの製品があまり始めると使われなくなり、それっきりとなってしまっています。
-
購入金額
5,980円
-
購入日
不明
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。