レビューメディア「ジグソー」

ゲーマー向けエントリーケースとしては使いやすい

 

 ThermaltakeのArmorシリーズに属するゲーマー向け(?)のタワーケース。

 Armorシリーズとかよく知らんのですが、というかThermaltakeってPCケースを出してたんだ! そんな気分です。Level 10とかあるだろなんて後から思い出しましたよ。それくらいThermaltakeとPCケースはイメージ的に結びついていませんでした。だいたいThermaltakeといったら冷却機器だよね? CPUクーラーしか思い浮かびませんよ。

 

http://jp.thermaltake.com/products-model.aspx?id=C_00001662

 

  半年くらい使っていたアクリル製の検証台、これがあまりにも使いづらいので嫌になり代わりのものを探すことにしました。

 条件は、

・狭い部屋なので、立てる、寝かせる、重ねられること

・ITXからATXまで対応できること

・ジャンク(予算1500円)

 この3つ。

 そして、さすが秋葉原。この3つの条件に当てはまるケースがありましたよ! 

 

 つ 黒鉄

 

 はい、無理。無理です。16kgとか持って帰れません。

 

 しかたがないので、さらに探索を続けて見つけたのがDokkerです。

 

 

 変な名前ですね^^

 しかも、日本で取り扱ってたのか? というくらい覚えもありません。ですが、シンプルなデザインながらも、なんとなく心に残る外見。悪くないですね。

 値段が予算の倍と、大幅にオーバーしてしますが、元の予算を最底辺に設定してたので問題なし。あと、予算オーバーはいつものこと……。

 

 

 

 フロントはメッシュ。上も下もサイドも穴だらけでスッカスカなケースです。エアフローは良好ですね^^

 

 サイズは、470 x 200 x 485 mm。幅が20cmというは気に入りました。小さくもないケースで無駄に幅を削って小型化をアピールしたりしてるのって嫌いなんですよね。フルタワーケースの時点で省スペースとか諦めろといつも思います。 下手に幅を狭くして裏配線スペースを減らしたり、CPUクーラーに制限を付けられても鬱陶しいだけです。

 

 

 

 さらに気に入ったのがフロントパネル。

 オオゥ。裏に配線がないですよ。

 LEDやスイッチ類をホットボンドでフロントパネルに接着しているケースはものすごく多いわけですが、あれってフロントパネルを外すときに勢い余ってLEDがスッポ抜けたりするんですよね。しかも配線されているからフロントパネルを外しても横に他の場所に置いておけないとか……。結構イライラします。しかし、このケースは配線がないのでイライラから開放されます。力いっぱい引きぬいてもオールオッケー!

 その代わり、パワー&リセットスイッチの感触は最悪です。サブイボが出るレベル。

 

 

 

 フロントには12cmファンがひとつ付きます。オプションです。

 

 

 

 トップにもファンを追加できます。12cm×2か12cm + 14cmをひとつずつ。(サイトには20cmとあるけど……)

 

 

 

 そこにもファンをふたつ追加できます。さらにサイドパネルにもひとつ付けられます。

 ファンは全部で7個搭載できます。ケース付属のファンはリアファンひとつだけなので6個も買い足さなければなりませんが……。本気でやるとちょっとした出費です……。

 

 

 

 とりあえずジャンクケースファンを1個導入。300円也。

 青のLEDがかなり強いが、下品ではないな。音が静かすぎてビビったくらい。300円にしてはこれはいいファンですね。

 

 

 

 

  サイドパネルのアクリル窓はちょっと控えめ。ケースを光らせる気マンマンでいるときに限ってこんな仕様。普段ならむしろ嬉しい仕様なんですけどね~。

 

 

 

 

  3.5インチ、2.5インチ両対応のホットスワップベイ。ホットスワップ、だぶん、できる、はず……。

 蓋があるわけじゃないので埃の溜まり場になること必至。使わないほうがいいでしょうね……。

 

 

 

 5インチベイと3.5インチベイの間にひっそりとSSD専用の2.5インチベイ。

 設置すると少し奥にいってしまうのでコネクタを差し込み辛いのが難点。あと、5インチベイと3.5インチベイはツールフリー。安物っぽいわりには、あちこち流行を取り入れている感じですね。

 

 

 

 さてさて、インストール!

 裏配線スペースは狭め(サイズは計ってない)だが、マザーボードベースの右側がバッサリ切り取られているので、配線の自由度は高くなってます。逆に言うと配線にまとまりがなくなるということですが、自由度高いほうが好みです。

 

 ちなみに、マザーからリアに伸びてるコードはスイッチ類。

 

 

 

 

 完全後ろ向き設置仕様!

 

 スイッチ類は廃棄ケースから引っこ抜いてきました。

 後ろ向きなのは、これ一応検証台の代わりだからです。何度もマザー乗せかえるのに、フロントのUSBとかスイッチ類を付け替えるのは面倒ですからね。フロントUSB使えないなら後ろ向きでいいだろうという判断。同様の判断でI/Oパネルもつけていません。ちなみに隣はRAVEN 2。

 

 パワーLEDが光り輝いてますが、これリアファンも光ってるんですよ? とても静かで、付属ファンにしてはなかなか優秀なファンですが随分大人しい仕様ですね。

 

 

 

 さて、Dokkerという名前を知らなかったどころか、ThermaltakeってPCケース出してたの? なんていうレベルで買ってきましたが、結構いいですね。

 見た目通り黒で、シャーシも黒で、色は適当に感じてましたが、実はネジ類まで全部黒です。マザーボードまで黒いネジで締めることになるとは思いませんでしたw 以外と凝ってる?

 全方位隙間だらけなのにフィルタを設置する余裕もないため通常のケースとして使用するにはためらわれますが、検証台の代わりという今回の目的には合致しているのでかなり気に入りました。ひと通り流行を追っているような使い勝手も悪く無いと思います。

 

 

 とりあえずファンかな? 後5箇所設置できるけどどうしよう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4770Kで使ったらアッチッチ! こりゃファン追加しないとおっつきそうにないですわ。

 

 

 

  • 購入金額

    3,980円

  • 購入日

    2013年07月04日

  • 購入場所

11人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (8)

  • Kvartさん

    2013/07/06

    いいですね~。
    わりと本気でこういうの考えるときもあるのですが、問題は設置スペースが……。
  • はにゃさん

    2013/07/07

    いいですね!

    しかしうちも設置する場所が…
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