パッと見、普通のUSB 3.0 SSD/HDDケースなのですが、時限装置付きSSD/HDDケースなのです。
その名も、"JIGEN" です。
このケースは、CENTURY製 USB 3.0対応 SSD/HDDをベースにしていると思われます。
何もしないと普通のUSB3.0対応ポータブルケースで、何も起こりません。
この商品の本領発揮は、アプリケーションを起動してからです。
このアプリケーションでは、最大3つのパーテーションが作れます。
しかし、JIGENが動作するのは、その中の設定した1つのパーテーションのみです。
上記画面では、160GBのHDDを全てJIGEN領域にした場合のものです。
パーテーションで分けた場合、JIGEN に設定していないドライブは普通のドライブとして使うことができます。
全領域を JIGEN に設定したのですが、20MB分だけは、別に領域確保されます。
これは、アプリケーションが入っている領域で、このHDDをPCに挿すと、JIGEN領域は非表示エリアに設定されていて、20MB領域に入っているアプリケーションを起動すると、パスワードロックを解除するアプリが動作し、本来のドライブを可視化することができます。
パスワードは2段階まで設定できるので安心です。
パスワード入力時の自動ロック時間も設定できるので、短時間にしておけば、リトライも制限できるので更に安心です。
ドライブへの記録は暗号化されて記録されるため、ケースからSSD/HDDを取り出して、他のドライブに接続しても内容を見ることはできません。
また、アプリケーションで設定した日にちを経過するまでにSSD/HDDをアクティブにしないと記録内容が自動的に無効化されます。自動消去は分単位(テスト目的)でも設定できますが、一般的には日にち単位で設定できます。例えば、1週間アクセスしないと自動消去されるものです。
セキュリティ向上目的のSSD/HDDケースなのですが、私の場合墓場に持って行きたいデータを記録しておこうと考えています。
仮に事故等で即死した場合、通夜,葬式,納骨,初七日と考えると、それから直ぐに遺品整理をはじめ、最初にこのHDDを見られたと仮定すると、1週間位に設定するのが良いのかもしれません。
これから必要なデータ量を考えて、搭載するHDD(最大2TB)を手配しようと考えています。
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購入金額
2,300円
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購入日
2017年04月22日
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購入場所
ヨドバシカメラ 新宿西口本店
kaerkiさん
2017/04/22
Picardさん
2017/04/23
この商品は、kaerkiさんが仰るように業務向けのセキュリティ対策商品で、パッケージにも、盗難や置き忘れ等でSSD/HDDを失っても、時限消去+2段パスワードロックで情報漏洩を守ることが記載されています。
時限消去を墓場に持ってゆくデータとするのは私の個人的な判断です。
cybercatさん
2017/04/23
あといつまで期限が設定できるのかわかりませんが、長期間できるのならば思い入れがあって捨てづらいデータを入れておくというのもテかも。「片付けの達人」みたいな人の本を読んだりすると「2年着ない服は捨てる」とか「1年1回も読まなかった実用書は捨てる」とか時間を区切って断捨離する、というのが多いみたい。自分みたいに捨てられない人種は「2年アクセスしないなら自動的に消去」とか言うのも良いのかも。
Picardさん
2017/04/23
試しに、期限を1,095日(3年間)に設定してみましたが、パスワードロック解除画面には、残り時間1094日23時間50分と表示されましたので、片付け用途にも使うことができそうです。
墓場まで持っていくデータの量にもよりますが、ポータブルケース1基に1パーテーションしか設定できないので、用途に応じて複数のケースが必要ですね。