日立の白くまくんです。
１４畳のリビング用エアコンです。

エアコンは長く使用する家電なので、どちらかと言うとデザインより中身を重視したい。
と言うことで、
重電系のメーカーである「三菱電機の霧ヶ峰」と「日立の白くまくん」が候補となった。

カタログ値と性能、自分の必要な機能と優先度を考慮して、
一番気になる業界トップクラスのエコ性能である「日立の白くまくん」に決めました。

カタログ値
2010年度省エネ目標達成率 140%
省エネ評価 ★★★★★
APF 6.9
期間消費電力 1162kwh
低温暖房能力 8.4kW

省エネ基準達成率とは、 AFPで表した目標となる省エネ基準を

どれくらいクリアしているかを「%」で表示したものです。
数値が大きいほど省エネ性能が高いエアコンです。

APF（Annual Performance Factor）とは、一定の条件下で1年間に必要な冷暖房能力を、
1年間でエアコンが消費する電力量で割って算出した値です。
数値が大きいほど効率の良い、省エネエアコンになります。

温暖房能力とは、 外気温の低い時（外気温2℃時：JIS 低温条件時）の暖房能力です。

エアコンの一番重要な機能は制御
インバーターエアコンの能力を効率よく引き出すことができます。
運転開始時にハイパワーですばやく設定温度に到達させ、室温安定時は省エネ運転を行います。
カスケードベクトル方式のPAM制御です。
従来の電流制御に加え、速度制御を行ってモーターを駆動させることで、
高速回転時でもモーターの回転を安定させ、スムーズにハイパワーを出力します。

直流スクロール
効率のよい直流モーターを採用し、2枚のうず巻き羽根のなめらかな回転により、
効率がよく経済的な運転をします。
日立独自に開発した部品を使用することで大幅に振動を小さくなるとのこと

省エネのひみつ
スクロール圧縮機で、4kw（14畳基準）の製品なのですが、

カタログ値では、
冷房 0.5～5.0kw １ランクアップ（16畳相当）
暖房 0.4～11.4kw ２ランクアップ（20畳相当）
スクロール圧縮機で冷房、暖房共に出力がかなり大きく可変させることができます。

このエアコンで暖房を使用するのであれば、出力が大きいものがよいです。
11.4kwは、単機能機に比べて２ランクアップの大容量です。
（必要な値が得られない場合は、もっと大きいエアコンを購入する必要があります）
※　寒冷地仕様は、この値が大容量に強化されています

横幅はコンパクトで、奥行きはそれなりににあります。

早速、試運転してみます。
リモコンで、「ECOこれっきり」ボタンを押して電源を入れてみました。

ボタンひとつで、快適運転がすぐ始められます。

横から見ると、上も下も稼働します。なんか見ていると飛行機の翼がイメージされます。

エアコン内部にステンレスを採用することで菌の増殖や汚れを抑え、
内部を清潔に保つ日立独自の「ステンレス・クリーン・システム」も導入しています。
フラップがステンレスです。

フラップが上下、ルーバーが左右に動いています。

ブルーで光っているのは、「くらしカメラ」です。
「くらしカメラ」は、人の出入り、人数、位置などをキャッチするセンサー
キャッチした情報に加え、部屋の温度・湿度・着衣量までを考えて快適＆節電運転を行います。

全面のフィルター部分を下から覗いたところです。

以前のエアコンを比べて横幅が短くなったので両側ともに、

写真のように壁紙がかなり汚れています。

コンセントは、200Vに変更してもらいました。大容量エアコンは、200Vが採用されています。
100Vに比べ効率が良いため、省エネにも有効です。

室外機は、以前より大きくなりました。
日立のロゴとPAMが目立ちます。

リモコンは、細身でシンプル。持ちやすいです。

その他の付属品です。使い方はDVDに収録されています。

今回取り付けたエアコンは２Ｆです。

約9mに及ぶ、室外配管です。（今回取り付けの室外機は右側です）
本当は、配管は短い方が効率が良いですがしかたありません。
配管を長くした弊害としては、暖房が効かなくなるかもしれません。（ちょっと残念です）

今回、１５年使用したガスエアコン(100V)から、

最新の省エネエアコン(200V)に買い換えたことにより、
冷暖房の強化だけではなく、業界トップクラスのエコ性能により、
運用コスト（電気代）を下げることに成功しました。

お掃除ロボを搭載で、内部の掃除も自動的にやってくれます。
かなり、メカ的な（ヒコーキの翼をイメージする）エアコンです。

何か、わくわくして楽しくなっています。

快適すぎて、思ったより使用頻度が上がってしまって

エコを十分に享受しています・・・