概要
ASRock の Z87を採用した高品質をうたう Extremeシリーズのマザーの1製品です。
Extremeシリーズには USB3.0ブラケットがない Extreme4, Thunderboltをもつ Extreme9, それに加えて帯域が少ないLGA1150ででもストレージをぶら下げたいユーザー向け のSASエクスパンダーを備えたモンスター Extreme11、そしてWiFi+BTの/acモデルがありますが、普通のユーザーにとっては、Extreme6 が一番バランスがよいものといえるでしょう。
また、オーバークロック向け機能をそれなりに備えてますが、Z87 OC Formula という液冷を行った場合の水滴によるショートを防ぐ防水コートを施した OC向け機種があるため、長期安定志向だけどプチOCもやりたいといったユーザーに向いている機種と言えるでしょう。
このマザーでサポートされているA-STYLEとは?
ASRockでは8シリーズの登場に合わせて、Intel,AMDマザーに対して幾つかの機能群をA-STYLEと称して差別化を図るようになりました。
1. Home Cloud
GbE NICが、Intel製のものではSplashtop2、Qualcomm(Atheros)NICでは、Sunloginを用いることで遠隔地にあるASRock A-Styleマザーを使ったPCを遠隔操作することができるものです。
2. HDMI-In
HDMI入力ですが、スマートフォンやTablet、携帯ゲーム機など HDMI出力可能なデバイスを接続して、本体がシャットダウンしているときはパススルーで、本体が起動しているときには アプリケーションを動かしているときにショートカットキーで切り替えが可能という機能です。
ディスプレイのHDMI入力を占有しないことがメリットですね。
※内蔵GPUをHDMI出力しないと使えません。
3. Purity Sound
シールドしたRealtek ALC1150 から差動出力し、次段のNE5532を差動入力駆動することで、この間のカップリングコンデンサの削減、およびコモンモードノイズキャンセルなど音色への影響を排除したものです。
ヘッドフォン、ラインとも NE5532を使用していますが、素直な特性だと思います。
はにゃ宅では、i7-4770Kと組み合わせて Windows 8.1 マシンとして使用してます。
4770レビューを行ったときはバラックセットでしたが、一度 MSIマザーにCPUを移したあと、NUCレビューのときに母艦として再構築し、ケースも我が家で最大のFWD-2000VWWA に収容しています。
現在 Photoshop CC とか、Lightroom用マシンとしてちょっとだけ使用していますが、安定性抜群ですね。
メインで使用している Fatal1ty H87 Performance も良いマザーですが、こちらはNICも Intel GbE を2個搭載している点を含めて2万弱のマザーとしてはベストバイだと思います。
なお、OC機能はありますが、電源フェーズ数が若干他社のOCマザーよりは少な目なので、気になる方は、Z87 OC Formula を選ぶほうがいいかもしれません。
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購入金額
0円
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購入日
2013年08月15日
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購入場所
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