発売初週に15000本超えを達成し、教養DVD初のオリコンランキング総合首位を獲得した、陸上自衛隊の戦車ビデオ。
といっても、別に自衛隊がいきなり大人気になったとか、そういう訳ではなく・・・・
副音声解説が、ガルパンの秋山殿ってことが主な理由。
普段、この手のDVDを買わない人が一気に買いに走ったことで、コンビニで「陸海空」3本並べて売ったのに、陸だけ姿を消す店舗が続出した。
ただ、アニメのコラボだからって、中身は結構しっかり作ってあるというか、むしろ単なる既存映像の寄せ集めであるこの手のDVDとしては、異色の出来映え。
監修は、アニメ作品などの軍事監修や世界の駄っ作機シリーズの著者として知られる、岡田いさく氏で、抑えるべきツボはしっかりと抑えてある。
少なくとも、本などオマケと情報に致命傷レベルの間違い多数なディアゴスティーニ系の薄い本などと比較するのは、失礼にあたるレベルだ。
特に、74式、90式、10式によって行われる性能比較テストの映像は、数字でしか兵器の善し悪しを推し量れない、スペック厨の素人(特に吉岡平とか)を一撃で黙らせるレベルの内容であり、必見。
また、実際に製造や開発に携わった三菱重工や日本製鋼所の技術者インタビューなど、専門書でも中々見られない、生の情報が満載だ。
10式戦車関連の映像資料としては、ほぼ現時点における決定版である。
この手のもんが好きな人になら、2000円以下という価格は激安の部類。
なお、内容についてもそうだが、これは冗談でも何でも無く、
副音声のほうが、明らかに解説として出来が良いです(笑)
-
購入金額
1,980円
-
購入日
2013年05月23日
-
購入場所
はにゃさん
2013/05/29
Vossさん
2013/05/30
まあ、副音声を除いても内容の濃さは陸が突出してるようですので、仕方ないかと。
カーリーさん
2013/05/30
Vossさん
2013/05/30
というか、これは素で疑問なんですが・・・・
あの作品、笑いのツボとか、細かいネタって「軍ヲタでないと、わからないもの」が相当数あるんです。(チャーチルのサスに纏わるネタとか、KV2の装填速度問題など)
何であれ普通に受けたのか、軍ヲタからすると理解不能だったりします。