材料に使ったのは塩ビ管の継手です。
これを望遠鏡のファインダーの先端に被せるとこんな感じになります。
工作用紙で円環の枠を作り継手の中に収めるとこんな感じになるはずです。
工作用紙を円に切り抜くためにはサークルカッターが便利です。
切り抜いたものがこちら。
切り抜くときには工作用紙をマスキングテープで張り付けて固定するとうまくいきます。
使用したマスキングテープはこちら。
紙の貼り合わせには両面テープを使いました。切り抜いた円環に両面テープを貼って余分な部分を切り取ります。この時にデザインカッターを使うと綺麗に切り取れます。このデザインカッターは100均で購入したもの。ひとつあると便利です。
くみ上げる前に色を塗っておきます。私は黒色の艶消しアクリルスプレーを使用しました。一度に塗りきるのではなく、何度かに分けて重ね塗りをするときれいに塗装できます。
2012年の金環蝕用に購入したバーダープラネタリウム社のアストロソーラーフィルターがだいぶ余っているので今回はそれを使いました。このフィルターは暑さ0.012mmのフィルム状のフィルターなので工作用紙で作った円環をフィルター枠として張り付けて使います。
両面テープを貼った円環をフィルムの上に落として張り付けます。このフィルムは薄いので多少たわんでも見え味に問題ありません。
その後余分な部分を切り取って、裏側からも円環を張り付ければフィルター枠付きソーラーフィルターの完成です。
後は塗装した塩ビ管の継手に今作成したソーラーフィルターを納めればいいのですが、その前にやっておくことがあります。
継手の内径が60mm、ファインダーのフードの外径が58mm弱なので、がたつき防止と抜け止めのために継手の内側にフェルトを張り付けます。今回は裏面がシールになっているフェルトを使用しました。
フェルトを細く切って3か所に張り付けました。いい感じに固定できます。
最後にフィルターを継手の中に固定して完成です。継手は内部の中央部分にでっぱりがありますのでそこに接着します。
これで完成です。
いかがですか?結構簡単にできて実用的だと思いますけど・・・
(天文趣味でない方には非実用的ですけど^^;)
日蝕用のフィルターが余っている方は作ってみるのも面白いと思います。
-
購入金額
0円
-
購入日
2013年04月30日
-
購入場所
自作
manya嫁さん
2013/05/02
色々思いついてすごいなーって思います。
frogさん
2013/05/02
ありがとうございます。
ビンボーなので作れるものは作るということを繰り返していたら作るのが楽しくなってしまいました(^^;
旋盤やフライスが欲しい今日この頃。