PCI Express用電源コネクタのブレーカー。6pin用。
ぱっと見効果がよくわからないパーツという意味ではNO-PCIを思い出すが、それよりはだいぶ判りやすい。
電源からの過剰な+12V電圧や予期せぬ過電流のせいで、高価なビデオカードが一瞬でダメになるのを防ぐのがPCI Expressブレーカーです。
それはすげえ!でもそういう安全機能って電源ユニット側に内蔵されてるんじゃね!まあ安全策には念には念をといったところだろうか。
いっそLightning Guardian Angel~LANの守護天使~ばりに名前もぶっ飛んでれば面白かったのだが、実に無難な「PCI Express breaker」だ。
ケーブル本体も太く、フェライトコアもついている、後部の更に太い樹脂カバー部分にブレーカーが内蔵されているようだ。樹脂カバー部分とは180度(左右90度づつ)曲がるジョイント接続。
あくまで補助電源コネクタ用のパーツなので、マザーボードからPCIe端子を経由してグラボに行く分はスルー。まあその場合マザーが先にどうにかなるだろうが。
しかしこれ、安全性云々以前に取り回し難い。ケーブル自体は別に硬い訳ではないのだが、とにかく曲げられる箇所が少ない。
安かったので延長ケーブル代わりにならないかと思ったのだが、グラボ側からでるケーブルは半分程をフェライトコアが占領しているので曲がりにくく、ムリに曲げれば物理的にグラボをぶっ壊しかねない。コネクタのガッチリとした造りも本来は歓迎すべき点なのだがソレに拍車をかけてしまっている。
そして存在感バツグンの樹脂カバー部分は当然曲がるわけがない。ただでさえ補助電源コネクタを必要とするグラボは大きいものが多く取り回しがキツいのに、こんなフェライトコアと樹脂カバーという2箇所の形状固定部分を備えたケーブルを収めるのは難しい。
6pin用ということで今の巨大グラボに当てはめて書くというのも野暮なのだが、側面方向にコネクタがあるグラボだとかなりの確率でサイドパネルがしまらなくなるだろう。もちろん後方出しタイプもグラボの長さに余裕を持っておかないと収まらない。
というか私のPCはグラボの正面にもベイアクセサリ山積みなので、結局搭載できず、通電だけ確認してあとは部屋でプラプラしている。
せめて折り曲げジョイントがコネクタ直後にあれば、折り曲げ延長ケーブルとしての価値も出せたのだが、延長ケーブルとしても使いにくいとは予想外だった。
ツクモDOS/V館の絶妙な位置に配置されていたので、某クリアファイルの値段調整用として買われる事も多そうだが、私はこの時すでに1万円以上の買い物をしていたので純粋に興味で買ってしまったとさ。
すっごい余談だけど、タオダイレクトのキャラクター多田ちゃんの画像数に驚いた。
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購入金額
100円
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購入日
2013年03月29日
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購入場所
TSUKUMO DOSV
notokenさん
2013/08/25
家庭向けで考えると「ブレーカー」より「サージプロテクタ」に近い動きをするのでは…?
カーリーさん
2013/08/25
ちょもさん
2013/08/26
ビデオカードー延長ケーブルー此奴ー電源、って繋ぐといいかも。
そこまでして使いたいかは不明ですが…
下小川さん
2013/08/28
一応XP保持用のHD4850搭載機なら組み込める気がするんですが、そちらもHDDの位置変更しないといけないんで今は部屋のオブジェになってます。
プランプラン。
バラック動作テスト用電源にでもつないでおくかなあ…