今回レビューさせていただく事になりました「NEXTGEAR-NOTE i770SA3」ですが、
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-TUNE」シリーズの一機種です。
フルHD液晶にCore-i7 3630QMとGeForceGTX670MXを搭載する
ハイスペックノートPCになります。
今回、ホワイトボックスゲーミングノートPC4機種の内、
唯一ユニットコムじゃなかったので第一希望にしていました。
Windows8でゲームをやる、というのも実は初めてだったりします。
★梱包箱
さて、シンプルだけどG-TUNEのシールが自己主張している箱で到着しました。
「ULTIMATE GAMING MACHINE」の文字が光ります。
型番はNG-N-i770SA3で現行モデルのSA4とは若干違う模様。
調べてみたけど何が違うのか全く分かりませんでした。
★本体
天板部分。
ここでもシンプルながら、G-TUNEのロゴが格好良いです。
ロゴは立体成形されているので消える心配はありません。多分w
★キーボード
ちょっと一部に不満有。
・Enterキーと10キーは少し間が欲しい。
・右側のShiftキーが小さくて「_」が打ちにくい。
・カーソルキーを押すのに迷う。
まぁ慣れの部分もあるのですが。
打鍵感は悪くありません。
また、FPS向けにWASDのキーに矢印が振ってあります。
キーボード上部はにステレオスピーカーが搭載されています。
タッチパッドはパームレストと一体化しています。
サラサラした感触が心地良いです。
クリックボタンは1枚で構成されていますが、同時に押す事も一応可能です。
ちなみにUSBマウスを繋げた時に自動で無効にする事も出来ます。
★裏面
左の方の丸いのはサブウーファーです。
サウンド面への拘りを感じます。
ちなみにTHXTruStudioPROがインストールされています。
中央下の部分にHDDが内蔵されていますので交換は容易です。
上半分のカバーも簡単に外せますので後ほど。
★バッテリ-
5200mAhのバッテリーで稼働時間は約3時間。
性能からするともっと短くなると思いますが
そもそもゲーミングPCなので保険程度で動作すれば良いでしょう。
★インターフェース部分
背面にはACアダプタの他、
外部出力系として、DVI、HDMI、DisplayPortが備えられています。
D-sub15ピンはもう出番無いのですね…
右側面には音声系の入出力とDVDドライブ、USB2.0が1ポート並びます。
USB2.0が1個だけあるのはマウス用ですかね。
左側面にはIEEE1394、GbLAN、USB3.0x2、eSATA、カードリーダーが搭載されています。
IEEE1394とeSATAを潰していいから、USB3.0がもう2個程欲しかったかも。
★ACアダプタ
大型の120Vタイプです。
稼働中はかなり熱くなるので置き場には注意が必要です。
★内部
裏蓋を開けた所。
中央左がGPUであるGeForce670MXで、
右側がCPUのCore-i7 3630QMです。
GPUの方が発熱するので、その分冷却構造が大型化しています。
右のCPUファンの下にあるのがmSATAのSSDです。
hynixの文字が見えます。
メモリはデフォルトで4GBx2@DDR3-12800が搭載されていますが
更に2枚増設が可能になっていますのでMAXは24GBになります。
BTOで8GBx2を選択すればMAX32GBを積めるのは嬉しいですね。
★マニュアルなど
Windows8だからなのか分かりませんが
リカバリディスクが見当たりません。
作成方法も特に載っていない模様です。
一応、リカバリエリアから修復や初期化は出来る様ですが
ドライブが死んだ時はどうすれば…
おまけでhuluの1カ月無料シリアルが付いていました。
★内蔵ドライブ
ドライブは以下の3台が搭載されています。
・SSD:hynix HFS128G3AMNM-1010A
hynix製のmSATA用SSD。
コントローラーはSandForce系ですがSATA3Gまでの速度しか出ていません。
ソケットなのかSSDなのか…。
・ランダム計測
・0Fill計測
またCrystalDiskInfo5.05だと温度が50℃以上と警告されますがそんなに熱は持ちません。
・HDD:TOSHIBA MQ01ABD050
東芝製の5400rpm500GBHDDです。
特に特徴は無いですが安心して使えます。
・OPD:TSSTcorp CDDVDW SN-208DN
東芝サムスン製スーパーマルチDVDドライブ。
BTOでBDドライブも選択可能です。
折角のフルHDなのですからBDを積みたいところです。
★内蔵デバイス
LANアダプタは有線/無線共にRealtek製チップです。
無線は150Mbpsまでで、どうやら5GHzには未対応の模様です。
なお、マルチカードリーダーもRealtek製でした。
USB2.0接続の様で、UHS対応カード等に対しては力不足な感があります。
★その他
CPU-Z、GPU-Zでの表示です。
GeForceGTX670MXがGK104系のKeplerである事がわかります。
(GTX670MはFermiですので、実は世代が違います。)
★ベンチマークとか
WEを計測してみました。
グラフィックが6.9と若干微妙なのはHD4000側で計測されている可能性が高いです。
実際、GTX670MXを無効にして計測しても6.9のままでした。
定番の3DMark11はP3755とそれなりの成績。
デスクトップだと前世代の560Tiと同レベルといったところです。
最新の3DMark無印。
FireStrikeで2000ってのは割と凄いんですよw
GTX680とかTITANとかが狂った記録を出してるだけでw
今回のレビュー対象であるPSO2のベンチ。(Ver1.0)
何故かHD4000側が測定されるらしく、スコアが伸びません。
670MXが560Ti相当なら10000は行くはずなので…
nVidiaの設定で670MXを優先にしても変わらず。
Windows7ではこういう事は無いらしく、Windows8特有の問題っぽいです。
また、今回プレイするにあたり、ゲームパッドはPS2の物をJY-PSUAD1で使う事にしました。
基本、ドライバはWindows8に入っているのですが、
パッドの動作確認で右スティックの左右が反応しないという事象に遭遇。
が、どうやらWindows8の動作確認の不具合か何かで、
右スティックはスロットルとしか確認出来ない様ですが、実はそのままでちゃんと動作します。
これで1時間程悩んでました…(汗
★総括
当然ですが、本レビューはこのノートを使って書いています。
CPUとGPUの性能は非常に優秀で、PSO2をプレイしながら動画の録画をしていても
遅く感じる事はありません。
一世代前のデスクトップを凌駕する性能を持ち、
ゲーミングノートの名に相応しい完成度だと思います。
ファンの音なんてメインのXeonDPマシンと比べれば無音ですよ、無音w
ただ、チャットやレビューの作成ではやはりキーボードに多少の不満が出てきます。
右シフトキー周辺とカーソルキーがちょっと無理矢理押し込んだ感があります。
確かにゲーミングPCなので、テンキーも必要なのは分かりますが…
後はゲーム系ベンチでHD4000側が優先されてしまう問題があるので
IntelなのかnVidiaなのか分かりませんが、ドライバの改善を求めます。
PSO2の場合は実際のゲームではちゃんとGTX670MXが稼働しているのですが
ベンチの結果でプレイを諦めてしまう可能性もありますので…
ナンチャンさん
2013/04/23
daiyanさん
2013/04/23
バッテリはあれだ…UPS程度の扱いなんでしょうw
退会したユーザーさん
2013/04/25
発熱はどうだったのでせうかねぃ(・・?
問題ないレベルですたか(・・?<ほんのり暖かいとか・・
KoSさん
2013/04/26
Bluetooth な小型のキーボードを別に用意した方が使い勝手は良くなりそうですね。
daiyanさん
2013/04/26
排熱口付近はHotですよw
高負荷時はファンもブゥーンとうなり始めます。
まぁ、足元でもっと熱くて煩いPCがあるので気にもなりませんがwww
>Kosさん
そうなるとモニタも外部の2560x1600に出力して…
ノートという名のBOXPCにwww