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戒厳令下オラクル潜入記

新光暦238年
私は惑星間航行船団オラクルのShip4アンスールに乗り込んだ。
目的は新たに発見された惑星の調査を行う「アークス」の活動を詳細に現地から報告することである。
このルポルタージュをタイトルを頂いたG・ガルシア=マルケスに捧げよう。

私の名前はZBN特派員 北のラブリエ。無論偽名である。
戦場のルポを内部から行うのだからそれくらいは許していただこう。
協力してくれた勇敢な仲間たちに迷惑がかからないためにも。



 まず「アークス」についてまとめておく。
彼らは(そう呼ばせてもらおう)ヒューマン・ニューマン・キャストの三種属からなり、それぞれの特徴を持っている。

 

ヒューマンはバランスに優れ、適応能力に秀でている。
ニューマンはフォトンと呼ばれる能力を使いこなす。しかし少し線の細さも見える。
キャストはその機械でできた頑強な身体を生かしたタフな存在だ。だがフォトンの扱いは不得手である。

 

さらにクラスと呼ばれる戦闘スタイルによっても区別される。
基本の三クラスはハンター、レンジャー、フォース。

 

一定の条件を満たすとファイター、ガンナー、テクターと言ったクラスも選択可能だ。

ハンターは接近戦に優れ、高いHPと防御力で存在をアピールする。
単体での活動に向いているといえる。
レンジャーは中間距離での攻撃をメインにするクラスで、射撃を得意とする。
フォースはフォトンを用いた遠距離攻撃をメインにしたクラスで、テクニックと呼ばれる技術を使いこなす。

ファイターはハンターの派生クラスという位置づけで、軽量武器を使った超接近戦を得意とする。
ガンナーは軽火器を使うレンジャーの派生クラスでパーティ支援にも優れている。
テクターはフォースからの派生で、高い防御力と通常攻撃に長けている。

このような面々が様々な思いをいだき未知の惑星の探索を行うのだ。


新光暦238年4月21日
さてルポを始めようと思う。
私はヒューマンである。
ありふれた種族であるというのは潜入ルポには向いている。
そしてアークスとして活動をするにあたって当面のクラスをハンターに決めた。
自分一人での行動に向いていると思われるからだ。

いざ潜入活動を始めようとした所で見知らぬ青年に声をかけられた。
実際のところ、怪しいとも思ったが見知らぬ土地での協力者はありがたい。
アークスとしての活動を彼とともに始めることになった。

アークスはその活動を始めようとするものにチュートリアルを用意してくれる。
ここは素直に従うほうがいいだろうと思ったが、更に面識が増えてしまった。
悪い方に転がらなければいいが。

新光暦238年4月23日
様々な依頼が舞い込んでくる。
いや、事態を進行させるために自分から受けに行くのだがあまりに忙しい。
少し依頼を受けただけでも訪れたのは地球に似た緑の惑星、火山の惑星、砂漠の星。
環境の変化は激しい。

そして現地で私を支援してくれる仲間たちともコンタクトがとれた。
仮に彼らをzigPLUSと呼ぼう。
その中には勇ましい者から奇抜な巨漢、清楚な麗人までいる。
このルポを完成させることができたのならば彼らの協力が大いに反映されていると思っていただこう。

 

新光暦238年4月24日

今日はオラクルの定期メンテナンスがあった。

新しい髪型や服装の提供だけでなく、セット装備の効果の調整やあまつさえ敵のステータスにまで干渉できるらしい。

オラクルの力は想像以上に巨大だ。

 

そして今日はzigPLUSの仲間に非常に助けてもらった。

依頼、クエストやクライアントオーダーと呼ばれるものだがそれをこなすのにまさに尽力といっていいほどの協力を頂いた。

なかでも緊急クエストという多人数で行う危険度の高いクエストがあるのだが、そこから無事に生還できたのはひとえにzigPLUSの仲間の助けあってこそである。

(C)SEGA

 

新光暦238年4月25日

状況に合わせて勝手に口をついて出る言葉がある。

口癖のようなものだがそれをオラクルでは「オートワード」と言っている。

例えば回復してもらったときやクエストを始めるとき、仲間がレベルアップした時などに設定しておけば自分が休息中にパーティに誘われた時も礼を失せずに済むのだ。

 

ところで、装備は強化することができる。

しかし限界もあればリスクもある。

それを承知で限界にチャレンジした結果がこれだ。

まったく個人的なことではあるが、こういう楽しみを伴った戦闘準備もあるということになる。

 

 

 

また、私も少しく戦場に慣れてきたらしく、レベルアップを幾度か経験してきた。 今回は乱戦のなかでのレベルアップを記録できたのでルポをお届けしよう。 もちろんzigPLUSの面々の協力あってのことである。

   (C)SEGA

 

新光暦238年4月26日

惑星探査の仕事に非常にやりがいを感じている。

当初の気持ちは今までのキャリアと違う、戦闘もあるルポルタージュを書くという仕事は愉快ではないと感じていたはずだ。

ところが今では戦闘の合間に軽口を叩き、戦果をアピールしている。

 

それは悪いことではない。

しかし、この違和感は覚えておこう。

 

 

新光暦238年4月26日

自分が何か行ったことで人に何か言われることがある。 それが褒め言葉ならば面はゆいがうれしくもある。 ここオラクルでは称号ということでその人を評価するようだ その称号を受け取った時のレポートを紹介しよう。

 

(C)SEGA

 

 深夜、気になって知人の医師にコンタクトをとってみた。

精神状態の変化についてだ。

すると興味深い話を聞くことができた。

簡単に言うと、戦争では意識を高揚させるために薬品を使うことがあるというのだ。

たしかに歴史上ではそういう話があったのは私も知っている。

 

どのタイミングで・・・回復薬か。

しかし使わないわけにはいかない。

それに特に悪い気分でもない。

これはもうコントロールされているのかもしれないが。     

念のため回復薬を調べてもらおう。

                                           

新光暦238年4月27日


気がついたのだが、アークスの面々は一様に明るい。

休暇の際も悪ふざけとも思えるくらいにはしゃいでいるし、仮装のようなコスチュームに身を包み踊りに興じているものもいる。

これは戦場に身を置くために自分を鼓舞するためかとおもいきやそうでもないようだ。

新惑星探査という任務に誇りを持って望んでいる、そのためなら苦労も厭わない。

そういうことのようだ。

自分もその一員としてふさわしい心構えでいなければ。


野良パーティーというものをご存知だろうか。

特に知り合いでもないアークスが目的達成のためにパーティを組むことを言う。

今回私は龍祭壇と呼ばれる地域でのクエストに苦戦していたので始めて野良パーティに参加してみた。

彼らはフレンドリーでこちらを気遣う素振りさえ見せてくれた。

もちろんクエストが成功したことは言うまでもない。


先日コンタクトを取った医師からの連絡があった。

回復剤にはある種のカフェインのようなものは含まれているが特に問題になるものではないとのことだ。

それではこの、やりがいとでも言うものはなんだろう。

文筆業が夢だったはずの私が野蛮な殴り合いに興じている。

正直なことを言うとダーカーの一群を壊滅させた時は戦慄を覚えるほどだ。

何が起きているのか。

怖い。

 

 

新光暦238年4月27日

まさに危機的状況であった。

ダークファルスと呼ばれる巨大なダーカーがシップを襲ってきたのだ。

オラクルのアークス面々は見知らぬものも協力してこれに立ち向かう。

それはそうだ。

シップが沈めば人類の未来などと言っているヒマもなく自分が死ぬのだから。

 

まずファルス・アームと呼ばれる尖兵が休むまもなく波状攻撃を仕掛けてきて、それをしのいだと思ったらその本体であるダークファルス・エルダーが襲ってくるのだ。

身もすくむほどの恐怖の中にヒリつくような快感がある。

自分はもしかしたらアークスに向いているのかもしれない。

そんなことを戦闘のあとに仲間に言うと「戦闘に喜びを覚えるようでは危険だな」と言われた。

たしかに見返りも少ない戦闘に命をかけて何をしているのか。

しかし今はシップの命運を救った。

それだけでもいいではないか。

 

(C)SEGA

 

 

 

 新光暦238年4月29日

 

すこし気分を変えた話題をしてみよう。

私は以前話題に出した派生クラスのファイターになることができた。

近接戦闘のスペシャリストで、なかなか楽しい。

まず認定の瞬間から見ていただこう。

実にあっさりしたものだ。

(C)SEGA

 

そして専用の武器がある。

なかでも変わり種の武器としてエイトオンスという武器を頂戴していた。

これは名前が示す通りボクシングのグラブだ。

装備すると持ち主に登録されて他の人には使えなくなってしまう。

これも武器の危機管理の一巻かもしれない。

 

(C)SEGA 

 

 

さっそくボクシングの実践としてドラゴンを相手にしてみた。

なんだか気分が高揚していたのかもしれない。

結果は勝利。

しかし4対1では試合にはならないな。

 (C)SEGA

 

新光暦238年4月30日

 

アークスの受けられる任務にはノーマル、ハード、ベリーハードと難易度別にそれぞれあるが、私もとうとうベリーハードの任務を受けられるようになった。

そこで折よく発生した緊急クエストに参加してみたのだが、散々な目にあってしまった。

しかしさらにやる気になったのだから病膏肓に入るとはこのことだろう。

 

(C)SEGA

 

 

新光暦238年5月8日

 

ルポも忘れてアークスの仕事をしていた。

別に誰のためでもなく、自分のため。

戦いが楽しくて仕方ないのだ。

大義名分は、ある。

平和を守るため。

言い訳だ。

のめり込んでいる。

寝食を忘れてのめり込んでいる。 

しかしそれもいいのではないかとも思っている。

 

そんな原因の一つがPSEバーストだ。

まずPSE(Photon Sensitive Effect)とは、エネミーの連続撃破で大気中のフォトンを刺激することにより得られるアークス能力を上昇させる現象である。
PSEには様々な状態が存在し、それぞれ Lv1~Lv8、そしてLv9のPSE BURSTがある。

 

各PSEのバースト状態は重複して発生することがあり、PSEバースト発生中に

別のPSEバーストが発動するとCROSS BURST状態となり、時間制限が60秒(90秒)延長される。

 

要はパチンコのフィーバーだ。

私はパチンコはやらないがこれだけ楽しいとパチンコにハマる人の気持もわかってしまった。

 

 

(C)SEGA


 

そしてパラレルエリアもそうだ。

難易度VH限定でクリアなど限られた状態でのみ行くことのできるエリアである。
パラレルエリアは全3種類だそうだが、私はまだ二種類しか見たことがない

温泉(原生種、龍族)、市街地廃墟(機甲種、ダーカー)、木の洞穴(ラッピー)。

レアエネミーしかでないというこれまたフィーバー状態なので射幸心が高まる。下が温泉だ。

 

 

 

 

(C)SEGA

 

こちらがパラレルエリア木の洞穴になる。

ラッピーだらけで和む。 たまにはこういうのもいい。

 

(C)SEGA

新光暦238年5月8日

 

慢心していたというべきだろう。 自分も多少戦場に慣れたと思い、簡単な任務に就いた。 しかしそこで待っていたのは慣れた戦闘が全く通じない状況であった。

 

相手は盾を持った巨人。 その盾の方向からの攻撃はすべてはじく。 その巨人がいつもなら二体で出てくるところを今回は4体でてきたのだ。

わたしの得意の攻撃は横なぎを二回してから縦に割るオーバーエンドというものだが、横になぐところで盾にはじかれて攻撃がつながらない。

 

しかも相手が四体ということで回り込んでも攻撃の起点がつかめないのだ。 武器を持ち替えて各個撃破することでなんとか無事を得たが、慢心は怖いということだ。

 

 

 (C)SEGA

 

先日以来始めたボクシングがすっかり気に入った私はジムに通うためにグラブをもって移動していた。

そこで野獣のような出で立ちのものにいきなり襲われたのだ。

ここはひとつボクサーとして相手してやろうとエイトオンスのグラブをはめ、立ち向かい屈服させた。

喧嘩を売られるのはいいものではないが、勝つのは悪くない気分だ。

 

(C)SEGA

新光暦238年5月16日

 

そろそろこのルポルタージュも期日が迫ってきた。

そんなところでそんなところでアークスの仕事について大型の変更があった。

マグといわれる戦闘補助端末の性能上限開放や、さらに難易度の高い任務の開放などだ。

これらも探索しなければならないが、その他にもやることは山のようにある。

 

新惑星の探索、ダーカーの存在だけでなくアークス内部にも調べることがありそうだ。

これからはさらに危険が増すことが予想される。

ルポを続けるにあたってあまり公にできないことも増えてくると思われる。

それどころか私をねらった襲撃もあったくらいだ。

できるだけ正確なルポを届けるために尽力することを誓うが、力及ばずということも考えられる。

 

その時はこれを読んだあなたに何らかの興味をもっていただきたい。

その興味が何かを揺り動かすかもしれない。

 

新光暦238年5月17


今日も何とか生き延びることができた。

色いろ原因はあるだろうが、サブクラスというものの力が大きかったように思える。

サブクラスというものは本来のクラスの他に補助的に能力を追加するもので、

剣や槍を振り回すハンターでもフォースのテクニックで攻撃や回復などを行えるというものだ。

また各パラメータにもプラスに影響を与えるのでぜひ設定しておきたい。

私の場合、メインがハンターでサブクラスにテクターを設定してある。

そうすると回復や状態異常からの回復も自前で行えるし、PPの上乗せも容易なのである。

もうひとつ考えているのがサブクラスにファイターを据えるということである。

そうすると火力が大幅に増えるメリットが有る。

 

新光暦238年5月18日

 

このルポルタージュも期日が明日に迫っている。

私としては非常に実りのある体験だったが、読者諸兄にはどうだっただろうか。

最初はアークスを報じるつもりでいたが、いまではすっかり私がアークスの一員になっている。

レベルも55を超えようとしているほどだ。

 

まだまま伝えきれないことはある。

アークスと敵対しているのはダーカーだけではなく、アークス内部での確執も存在する。

まだ見ぬ原生動物の報告も受けている。

そしてまだまだ強くなってアークスの任務を果たしたい私がいる。

これからはZBN特派員でありながらもアークスの一員としてこの事態に立ち向かうつもりだ。


新光暦238年5月24日


あれから数日。

ハンターとしては現状ここで頭打ちだという所まで来た。

それでも研鑽を積むものに対して与えられるエクスキューブを使った装備も用意できた。

どうしてこんなにものめり込むのだろう。


しかし情報を探ってみると数値としてのレベルこそ同じでも力量という点で格段に違う存在を知った。

その動きを見てかなり打ちのめされてしまった。

まだまだ上はある。

近々また新しい情報が入るという話でもあるし、気合を入れていきたい。

 

新光暦238年6月5日

 

ご厚意で結晶バーストというものに参加する機会をいただいた。 励起結晶を守るというEトライアルを達成するとそのあとに高い確率でPSEバーストが起きるというものだ。

 

そのEトライアルには予兆があり、それを探すまでが一苦労。

 予兆が出たら参加者を募集して始めるというのが一般的である。

 

今回はその予兆が出た後から参加させていただいたのでおいしいところだけをいただいた形になる。

 

バーストしている時間としてはそれほど長いものではないが、経験値の増え方に注目してもらいたい。

 

(C)SEGA

29人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • みっちゃんさん

    2013/05/08

    レビューお疲れ様です!
    未だ見ぬシーンがドッサリと~凄いですね。
    これはPSO2の事前学習になる~
    どんどん参考にさせて頂きます(^^♪
    また、パーティお願いしますね(笑)

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