Android4.2タブレットKALOSのレビューの為に、どうしてもMiracastが試したくてAmazonでこれを探して購入しました。

これをAndroid4.2以上のMiracastで使う時は少しだけ注意があります。

具体的には、私のKALOSのレビューを見てもらえるともっと詳細が書いてありますが、当初購入初期状態で起動してKALOSとXperia Z1と接続するのは時間が少しかかりました。また、操作画面が全て英語でしたので、こういった物かという感想でした。

問題だったのは、初期状態のまま、何とかMiracastで接続して、Google Playでレンタルしたビデオを大型液晶テレビに送信したのですが、どうしても途中で画面が固まった状態でフリーズしてしまい、音だけなんとか、ブツブツ切れながら流れるばかりで、KALOSタブレットの方もその後画面操作がほとんど不能なほど固まって反応が遅くなり、接続を切ると少しタブレットの状態が直るものの、最終的にはタブレットを再起動しないともとのスムースなOS状態に戻らないようになってしまいました。

最初はKALOS自身の問題だと思い、Xperia Z1に変えて同じムービーをそのまま見たのですが、そちらの方は何とかKALOSよりはスムースだったののの、1回だけやはりフリーズして、残りも時々カクカク、ブツブツになる有様でした。

最終的には、Google Playムービーアプリの性能のせいなのかなとも思い、別アプリで試して見ようかともおもったのですが、Push2TVの説明書をよく見ると、ファームウェアのアップデートの説明があったので、まさかなあと思いながらも指示通りにファームウェアをアップデートしたところ、その現象が解消されました。今のところ、全く同じレンタルムービーを（まだレンタル期間中なので）再び後ろで流していますが、全く、今までフリーズすることも無く、引っかかりの全く無く良い状態です。

結果的にはこのファームウェアの問題だったようで、KALOSの問題でも、Google Playムービーアプリの問題でもありませんでした。

ファームウェアのアップデートの方法ですが、基本的には、説明書の記述の通りで、

1. ネットギアのサイトにアクセスしてPC等でファームウェアの最新版をダウンロード
2. Push2TVの脇のボタンを5秒以上長押ししてWiFi接続モードにする
3. PC等のWifiでPush2TV自体がSSIDになっているのでアクセスする
4. ブラウザで、http://192.168.3.1/ にアクセスするとWebインターフェイスが現れる
5. インターフェイスでダウンロードしたファームウェアをアップロードしてあとは画面が勝手に信仰してくれます。

注意点としては、

• ネットギアの最初のアクセスページが英語の画面です。進むと途中から日本語に変わります。（英語アレルギーの人は最初これだと引きますね。。）
• Macだけかもしれませんが、Push2TVのSSIDにWiFiでアクセスするとWifiのマークにびっくりマークが付いて、一見、接続失敗したかのように見えますが、ネットワークのコンパネを見るとわかるのですが、それでちゃんとPush2TVにアクセスするIPが振られてます。（ここら辺も引っかかる人は引っかかってしまって挫折するかも。。）
• Webインターフェイスのアップロードですが、MacのChromeとSafariだけかと思いますが、アップロードファイルの選択画面のボタンをクリックして、ファイル選択ダイアログが出ても、ダウンロードしたファイルが何故かグレーアウトしていて選択できません。これは、HTMLタグのfileタグで受け付けるコンテントタイプがapplication/octetstreamになっているためで、ChromeのDevツールとかでその属性を削除してやると、ちゃんとファームウェアファイルが選択できるようになります。（ここら辺、普通の人はできないと思うので、ちゃんとしてくれー。。）

ファームウェアアップデート後はちゃんとPush2TVをHDMIでつないでTVに表示される画面が、英語から日本語に変わりました。

また、画面の説明の中に、Android4.2デバイスの記述なども追加されているので、おそらくファームウェア的に、よりMiracastに最適化されたのでは無いでしょうか？

実際、私はMacやPC等からアクセスしたわけではありませんので、初期状態でのアクセスはAndroidタブレット（4.2）からしかわかりませんが、ファームウェアアップデートをしないと、AndroidタブレットからのMiracast送信は特に重いHDの動画の場合はまともに動きませんので注意してください。