学習用顕微鏡やスタンダードクラスの望遠鏡を手がけるミザール製。“POWER VIEW BINOCULARS”と言うペットネームがついている。
直管のダハタイプなので(一般的な接眼側がクランク状に曲っているものは「パロタイプ」と言う)さほどに高倍率ではない。
ただその分折りたたむとコンパクトな直方体に近い形になるので携帯には適している。ケース付きだが首からさげる釣りさげ紐との連携はあまり考えられておらず、ケースから出すとケースが邪魔になってしまう(ケースにしまったまま首から下げる事はできる)。したがって携帯する時は剥き出しのママ、ということになるが、接眼側だけでなく先端レンズ側にもゴムのバンパー(と言ってもゴムをひいてあるだけだが)があって(つかこの双眼鏡、両眼の間隔を調整する蝶番部分以外は全てゴムびき)多少の藪漕ぎで胸に下げた双眼鏡に小枝などが当たっても平気。いやケースにはベルト通しがついているので、携帯時にはベルトのケースにしまい、使用時に落下防止に首から下げるというのが提案されている正しい使い方なのだろう。前述のように高倍率というほどではなく、すごく明るいレンズでもないので、月の観察や遠方の景色を見ると言うよりは、50〜60m離れた枝にとまった鳥を見る、というあたりが性能と商品の特性にあった使い方か。
コンパクトで邪魔にならない形状なので、cybercatは車のグローブボックスに積みっぱなしです。そうすればチャンスを逃さないからね。
【諸元】
■倍率:8倍
■有効径:21mm
■実視界:7度
■重さ:180g
■サイズ:60×92×37mm(折畳み時)
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購入金額
0円
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購入日
2005年頃
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購入場所
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