ちなみに今まで使っていたのはこちらです。
256GBを手狭に感じた最大の理由は、このSSDをほぼ半分ずつに割ってWindows XPとWindows7をデュアルブートにしていたためです。モバイルPCなどでは128GBもあれば十分何とかなるのですが、メインPCの起動用ドライブともなると仕事用・遊び用・趣味用ととにかくアプリケーションが大量導入されますので、一時期は残り容量がどちらの領域も10GBを割ってしまっていたのです。
ただ、CSSD-S6TM256NMPQ自体の満足度は非常に高く、かなり負荷をかけて使っていて、データの書き込み量もかなり多くなっていたはずなのですが快適性は全くといって良いほど損なわれておらず、容量さえ間に合っていれば交換したくはなかったというのが本音です。取り外す直前のベンチマークの結果を掲載しておきます。接続先がASUS P6X58D-EのICH10Rであるため、トップスピードは全く伸びていませんが…。
CSSD-S6TM256NMPQは数字以上に体感速度が素晴らしく、この前に使っていたCrucial m4 CT256M4SSD2と比べても、レスポンスは軽快でした。ちょっとした動作の軽快さによる快適性はなかなか得がたいものがあります。
一時期は500GBクラスのSSDも、25,000円前後で買えるものがあったのですが、今となっては3万円以下を探すのも難しくなりつつありました。少しでも速いものなどという贅沢を言っていられる余裕もありません。
そんな中で久しぶりに3万円割れの512GBとして売られていたのが、このOCZ Agility4 AGT4-25SAT3-512Gでした。OCZの主力モデルであるVertex4からNANDのグレードを下げるなどしてローコスト化を図った製品で、メイン級のPCで使うには一抹の不安もあるのですが、とにかく現時点の512GBクラスとしては最安値クラスだったため、思い切って購入してメインPCに投入しました。
とりあえずCSSD-S6TM256NMPQの環境をそのままコピーして、同じ条件で測定したベンチマークの結果がこちらです。
残念ながら、やはりCSSD-S6TM256NMPQと比べれば劣っています。特にシーケンシャルリード時にSATA2の帯域を使い切る程度にすらならないという遅さは気になります。もっとも、使用感ではCT256M4SSD2と比べて遅いというほどの印象ではなく、十分に納得できる範囲には収まっていますが。
これから使い込んでいくうちに色々問題点は出てくる可能性はありますが、まずはコストパフォーマンスにおいては十分素晴らしいレベルであると評価できます。今後変化が感じられた場合は、ここに追記する予定です。
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購入金額
27,970円
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購入日
2013年02月10日
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購入場所
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