先日友人に貸したHD7770が正式に彼のものになったので、私はその代わりとなるものを購入しに、秋葉原に行ってきました。
正直、私もHD7770クラスがあれば、全く十分なのですが、私はこのランクのビデオカードを、上のHD7770に加え、上位のGTX650Tiも扱っています。
それ以上のランクでないと面白くないということで、それ以上の性能、HD7850を探しに行ったのですが…
円安による値上げで、当時とは相場が変わっていることもあり、少し歩き回ってみました。
<ミドルレンジ ビデオカード最安値>
HD7850:最安15980円
GTX660:最安16800円
HD7870:最安19800円
GTX660Ti:最安22980円
※7870のみHIS製品。それ以外はすべて玄人志向のもの
私が回った中では、こんな感じでした。
もっとも、ドスパラ、ツクモex、ソフマップなど、その近辺の店舗しか行っていないので、ツクモ本店や東映系の店は見ていないのですが。
HD7850のかつての最安値は確か12800円だったので、値上がりの影響が感じられます。
そういってしまうと、7870はずっとこのままですし、660はむしろ特価の日だったので、安くなっているのですが。
さて、それでは本題に入ります。
今回入手してきたのは、本来は25980円のZOTAC製品。
開封未使用品の新古品として買ってきました。
ゲームなんてほとんどやらないのに、私はこれを買って、いったい何をする気なのでしょうか。
ZOTACのGT600番台は、ほかの社の660tiとは異なり、GPUクーラーの長さが短く、ほかの製品が全長200mmをオーバーする中、これは200mmを切っています。
まあ、その代償で、冷却ファンが小さくなっています。
冷却ファンが小さいということは、ほかの製品と比べて、ファンの音が大きく、冷却も少し弱めになるということです。
騒音に関しては、少なくとも、ノイズなど全く考えていない9800GTよりはましでしょうが。
装着してスイッチを入れると、そのあまりの静かさに耳を疑ってしまいます。
当然ながら、上の9800GTから5世代も経過して、アイドル時の省電力性能やファンを静かにさせるなど、カードの冷却もそれだけ進化していることがうかがえます。
さすがに高回転で冷却をすると、風切音も耳に入っていますが、それでもまだ静かなほう。
GT600番台のワットパフォーマンスは、上位クラスになっても素晴らしいですね。
グラフィックに関しては、先代最上位のGTX580よりを大きく上回るだけあり、やはり7.9。エクスペリエンスのスコアはあまり参考にならないものの、カンストの数が多いとやはり気分的にもいいものです。
もっとも、HD7850も7.9なのですが。
<PSO2 Benchmark Low>
<PSO2 Benchmark High>
たまにやるPSO2のベンチマークも、CPUとビデオカードがそろえば、かなりスコアが出ます。
これはあくまでも解像度以外何もいじっていない状態でのテストですが、これならば、最高設定でプレイしても十分動いてくれそうです。
ちなみに温度のほうは、最高71℃。最近のビデオカードとしては普通クラスの冷却性能は持っているようです。
音に関しても目立つほどではありません。もちろん温度が上がるとそれなりに目立ちますが、それでも冷却ファンより少しうるさい程度。
使っているケースが静穏重視のSOLO IIという影響はあるかもしれませんが、
これくらいならば、十分許容範囲かと思います。
忘れてはいけないのが、GTX660Tiはあくまでも2万円台後半からのバリューゾーン~ハイエンドの入り口くらいの価格帯だということ。
メモリーの弱点はあるものの、それでもGTX580、HD7950を上回る性能は、やはり本物です。TDPもRadeonより低いため、GeForceが売れまくるのも当然ですね。
まあ、某有名なゲーム情報サイトでは、 やけにRadeonの消費電力が低く出ていて、同世代では性能=消費電力みたいに表示していますが。そこはおそらく双方TDPの表記方法が異なるからと考えておきます。
現在は、GeForce Titanの発売も控えているため、それによって価格改定が起こるかどうかが、これからのポイントになるのでしょうか。
ちなみに、外箱には…
この製品はGDDR5の2GB製品です。
完全に誤植ですね。
一応、購入店舗の在庫のシールを確認してみましたが、やはり、DDR3と書いてありました。
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購入金額
22,980円
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購入日
2013年02月09日
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購入場所
TWOTOP
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