641個目の登録です。
東芝製のCATV/BS/CS用の業務用共聴ブースターです。集合住宅等で利用する定価18まんえんのものです。ヤフオクで4500円でした。
利得は
CATV上り:35dB (10-60MHz)
CATV下り:35dB (70-770MHz)
BS/CS:40/35dB (950-2150MHz)
です。ただ、うちはCATVでインターネットとかSTB(有料放送見る奴)使っていないので上りはカットしています。
PT2を積んだPC2台体制で深夜アニメの録画を行なっているので、自室だけで8分配しています。分波器をセットで配線がごちゃごちゃするのが嫌なので、8分配器1台で賄っているのですが、そのためBS/CSの受信レベルは結構低くなります。AT-Xが映らない! (*1)
ということで、チルト(周波数別の損失差を修復する機能)付きのブースターを購入して来ました。
パラボラがCS未対応品で、何とかCSが見られているアンテナなのですが、ブースターでぎりぎり受信できる電波を強力にして力技で通すわけです。
このブースターを利用すると8分配した上に無駄に8分配器をつけても全然平気な高利得っぷりです。この場合、分配数は8*8 (*2)なので64も出力することができます。絶対そんなに必要にならないけど。
ちなみに、8*8*8=512とかやっても利得さえ調整すれば(*3)全然平気です。受信レベルが全然下がりません。恐るべし、業務用。
分波器と分配器というものがあり、正しく使わないと劣化が激しくて映らないこともあるのですが、業務用ブースターを使ってしまえば全部分配器で統一しても何ら問題はないようです。
まあ、分配も分波も値段変わらないので正しく使っていますが…。
補足
※*1)AT-XはND16という高周波帯なので損失がかなり高いです。一番高いのはND24で旅チャンネルや日テレ+HDなどですが契約してない(=見れない)ので関係ないです。
※*2)分配器を2個直列に接続すると電波の強度は1/(1つ目の分配数*2つ目の分配数)になります。つまり8分配を2つつけると64分の1になります。
※*3)電波強度は高すぎても低すぎて受信障害が発生します。(このブースターの場合は出力が105dBuVを超えるとノイズになる。)
たとえとして、ブースターをアンプ、ヴォリュームを利得と考えると、上げすぎると音が割れるのがわかると思います。(周波数が高いだけで原理はアンプそのものです)
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購入金額
0円
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購入日
2013年02月07日
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購入場所
いぐなっちさん
2013/02/07
まさかの業務用w
ほしい~w
上りブースターて何に使うんだろうと思ってたら、インターネットでしたか。
あきんばさん
2013/02/07
notokenさん
2013/02/07
ヤフオクだと割りと安く変えますよ。
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r99058907
私はチルトとか、逆チルトなどの多機能なものを探していたのでこの価格で入手するのは苦労しましたが、それらの機能がいらないなら3000円台から入手可能です。
notokenさん
2013/02/07
現実問題:64分配して何に使うの?
現実解答:そんなに機器がない。
また、添付画像のようにつなぎ方を考えないと信号強度にばらつきが出てしまうために、正しく受信することができないので注意が必要です。
参考画像は14分配する時の画像なのですが、
ダメな例だと1段目の分配器の配下は1/8の電波強度、2段目の分配器の配下は1/64(8*8)の電波強度になりあす。
良い例だと双方の分配器の配下で2*8で1/16になります。配線も計画性が必要です。
「送り配線はしないで下さい。」というのはそういう意味でもあります。
わんこさん
2013/02/08
notokenさん
2013/02/08