この無線LANカードを利用し、無線LANアクセスポイントとして構築してみました。
どのくらいの速度が出るかというのが今回の検証目的です。
【アクセスポイント構築環境】
・OS Fedora 18 ( kernel 3.9.4 )
・構築用PC HP ProLiant MicroServer
・アクセスポイントソフト hostapd 2.0
・無線LAN変換ボード MP2H-RPSMA
・使用無線LANボード Atheros AR5BHB116 ( 本製品 )
・無線LAN規格 IEEE 802.11n ( 300 Mpbs )
・使用チャンネル 1ch ( 2,412 MHz )
・FTPサーバー Vsftpd 3.0.2-1
【測定用のクライアント環境】
・OS Windows 7
・無線LAN変換ボード MP2W-RPSMA
・使用無線LANカード Atheros AR5BXB112 ( 450 Mpbs まで対応 )
・アクセスポイントまでの距離 約1Mくらい
測定方法ですがFTPでファイルを取得(GET)、ファイルを送信(PUT)を行い、転送速度を計測しました。
ファイルは100MB、500MB、1000MB、2000MB、4000MBとそれぞれ用意して
それぞれのファイルに対して3回ずつGET・PUTを行い、平均値を計測値にすることにしました。
※計測値はアクセスポイント側の無線LANカード・クライアント側の無線LANカードとの相性や、測定時の干渉もあるため、測定値は正確な値とは限りません。あくまで参考値としてお願いします。
【2.4GHzの計測】
GET 平均値:9.95 MB (79.60 Mbps)
PUT 平均値:9.03 MB (72.23 Mbps)
(2013/06/15追記)
【5GHzの計測】
MB単位
Mpbs単位
GET 平均値:20.54 MB (164.30 Mbps)
PUT 平均値:21.09 MB (168.69 Mbps)
【2.4GHzについて】
4000Mに関しては早朝に測定していた為、
干渉をそんなに受けなかったのではないかと推測する。他の計測は深夜に行ってます。
逆に2000MBを計測していた時間帯は干渉を受けていたのかと思われます。
干渉受ければGETもPUTも下がるし、受けなければ上がる。
結構素直な値を出している製品だと思われる。
PUTに関してはそこそこ速度が出ている方だと感じる。
(2013/06/15追記)
【5GHzについて】
GETもPUTも同様で5GHz帯になると速度の幅が非常に不安定になる。
2.4GHz帯より2倍近い速度は出ているのに少々残念。
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購入金額
2,180円
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購入日
2013年02月04日
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購入場所
PC再生屋
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