この無線LANカードを利用し、無線LANアクセスポイントとして構築してみました。
どのくらいの速度が出るかというのが今回の検証目的です。
※無線LAN計測だけでBluetoothは測定しておりません。
【アクセスポイント構築環境】
・OS Fedora 18 ( kernel 3.9.4 )
・構築用PC HP ProLiant MicroServer
・アクセスポイントソフト hostapd 2.0
・無線LAN変換ボード MP2H-RPSMA
・使用無線LANボード Atheros AR5B225 ( 本製品 Atheros 9485GN 1x1 )
・無線LAN規格 IEEE 802.11n ( 150 Mpbs )
・使用チャンネル 1ch ( 2,412 MHz )
・FTPサーバー Vsftpd 3.0.2-1
【測定用のクライアント環境】
・OS Windows 7
・無線LAN変換ボード MP2W-RPSMA
・使用無線LANカード Atheros AR5BXB112 ( 450 Mpbs まで対応 )
・アクセスポイントまでの距離 約1Mくらい
測定方法ですがFTPでファイルを取得(GET)、ファイルを送信(PUT)を行い、転送速度を計測しました。
ファイルは100MB、500MB、1000MB、2000MB、4000MBとそれぞれ用意して
それぞれのファイルに対して3回ずつGET・PUTを行い、平均値を計測値にすることにしました。
※計測値はアクセスポイント側の無線LANカード・クライアント側の無線LANカードとの相性や、測定時の干渉もあるため、測定値は正確な値とは限りません。あくまで参考値としてお願いします。
GET 平均値:7.58 MB (60.65 Mbps)
PUT 平均値:6.74 MB (53.90 Mbps)
150 Mbpsにしては300 Mbps対応の遅い製品と大差が無いくらい速い。
連続した転送が多い場合に安定した動きを良く見せていると思う。
IEEE 802.11n で、最大 150 Mpbsという環境化でならば、この製品は当たりかも知れない。
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購入金額
1,800円
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購入日
2013年02月04日
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購入場所
PC再生屋
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