購入の動機
LLI判例秘書などの判例、百選、法学教室のデータを閲覧しやすいようにと購入。
実感
実際使てみると、目との距離や操作感覚ではノートPCやデスクトップPCよりもはるかに使いやすい。PDFファイルもEZPDFリーダーというアプリは非常に鮮やかに表示してくれる。
10インチというサイズがあるのでA4判の資料でも非常に見やすい。そして軽いので手も疲れにくい。これは非常にありがたい。
しかし、ファイル管理に難がある。
Windowsのエクスプローラーに慣れていると、たまにファイルがどこに行ったのか見失うことも。
この辺はdtabというよりも、WindowsとAndroidのファイルの取り扱いの差異によるものなので、アプリを追加して対応していきたいところ。
一方インターフェースに関しては、ドコモ製ホームアプリは割と軽快で複雑な設定などを一切排していて好感が持てる。しかも大体の人はdビデオを契約していることを考えると、ホームにあるdStore系へのリンクは非常にわかりやすくていい。
今でこそスペック的にやや見劣りするが、4コアCPUにメモリ1GBにAndroid4.1という構成なので十分現用に耐えるし、特に不満はないだろう。
またWindowsPCに比べると軽量で薄いので、持ち歩きには結構良い。外装もアルミで高級感も十分ある(私ははめ込み式カバーをつけてしまって見えないが)。
ARMプロセッサ搭載でもワープロなどOffice系のソフトであればストレスなく使える。OfficeMobileはいまだに解放されていないが(2014.7.19現在)、他社製のアプリケーションでも十分対応できる。たまに構成が崩れることもあり、完全な互換ではないのだが。
私は25円セールの時に買ったOfficeSuiteProを使っていたが、ワープロ程度なら十分な機能はあった。ブルートゥース接続のキーボードを使えばまさにノートPCライクに使えるので大学新入生はこれで十分こと足りるだろう。おすすめは通称ポケモンキーボードである。
しかし、私の個体、どうにも友人のdtabに比べてキーボードからの認識が遅いらしい。原因は不明。文字入力が遅れると思ったらドコモショップに相談した方がいいかもしれない。
ファーウェイだけあって個体差が結構あるようだ。もしかしたらブルートゥースの送受信機がロットによって違うだけなのかもしれないが。
まぁ、dビデオもコンテンツが大分豊富で月500円程度なら十分お得といえる。レンタルビデオで数本借りるのと大差ないだろう。そすると、1万円で買えるAndroidタブレットと考えて問題ないし、dビデオ代を加算しても2万円以下で10インチの機種としては十分お買い得な製品だろう。
ネット、動画、ワープロ、ゲームが十分楽しめる。唯一の難点は艦これができないことくらいか。
大学での使用感について
本機種、基本的に面倒くさがりな人におすすめしたい機種である。
まず、低消費電力のARMプロセッサに6000mAの大電力のバッテリを持つ本機種、連続起動時間が長い上にUSB端子から充電できるので、決まった時に充電する癖がなくてもほったらかしておいて、気が向いたときに充電すれば足りるのは非常にありがたい。
市販のUSBバッテリーチャージャーでも充電できるのでほとんど電池切れにはならないだろう。
このあたり、電源コンセントから、専用充電器を使わないといけなかったIconiaA200やWindowsのAspireP3よりはるかに使いやすい。AspireP3はIntelCoreシリーズのプロセッサなので一回使うごとに充電する必要があるのでこのあたりはさすがAndroidタブレットといったところ。
ついでワープロだが、AndroidなのでOfficeアプリは基本的にMS以外のものになる。Office365を契約するとアプリが使えるらしいが大学生にほいほい買えるものではないのでおいておく。
私はOfficeSuiteProを使っているが、これはかつて25円セールで販売されたため。
無料だとKingSoftのものが出ているが、中国製はバイドゥIMEのデータ送信問題があったので怖いところ。
たまにAmazonでOfficeアプリが日替わりで無料になっていることがあるそうなのでたまに見てみるといいかもしれない。
基本的にはAndroidのアプリでもノートテイクするには機能は十分。Google日本語入力もなかなかいい精度で変換してくれる。
操作という点では、MS-Offce2010はタッチ操作をあまり考慮していないので、結構操作ミスが出る。細かくて押せないことが多い。もしかしたらタッチ用の設定があるのかもしれないが。
そうすると、Android等で出ている製品の方がタッチ操作だとつかいやすいのかもしれない。2013は残念ながら持っていないのでわからない。
ここまで書くと、dtabはWindowsタブレットやラップトップより薄型軽量で圧倒的なアドバンテージがあるように感じられる。
しかし、全くWindowsに勝っているわけではない。
たとえば、Androidだと設定項目の関係で大学の用意した無線LANからインターネットにアクセスする際にプロキシサーバの設定がうまくいかないことがある。初心者には非常に難しい(Windoesでも大差はないのだが)。
そして、プリンタドライバが用意されていないことが多く大学のネットワークプリンタを使えない場合が多いということだ。
なお、本学ではwindows8、iOS、MacOSにも用意されていないので、実はWindowsタブレットと大差ないという結末が待っているのが・・・
ああ、Androidは基本的にウインドウを表示してアプリを操作するものではないので、いくつかの操作を並行して行う際にWindowsなら当然にできるウィンドウを並べて表示させることができない。このあたりは非常に好みが分かれるだろう。私にはつらかった。
以上の点からは、大学生が日常使う際に必要な機能を備えており、なおかつ軽量とあれば荷物の多い法学生をはじめとする大学生にはちょうど良い機種だといえる。
基本的にこれだけで完結して何かすることができるので、入門機としては非常にいいだろう。
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購入金額
9,975円
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購入日
2013年05月01日
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購入場所
ドコモショップ
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