最初は日記的な内容ですのでベンチだけ見たい方は箱の写真後まで飛ばしてください。

当初は下記660TIに換装する予定でした。

しかしTUKUMOの日替わり特価で玄人の670リファレンスが￥23,480という

660TIよりも安い値段で広告に出ていたため興味を惹かれました。

限定3台だったので「開店1時間前に行って運よく掴めたら買うか」という

本気ではなく運試しなノリでチャレンジ、掴めなければ660TIを普通に買うつもりでした。

結局店に着いたのは30分前でした。

ヤル気0じゃないか・・・

というのも

昨今のグラボはOCでオリジナルファンが主流ですが、

個人的には定格クロックのオリジナルファンが大好きなのです。

なぜかと言うとGPUランクが上がらない限り、OCの性能上昇は微々たるものです。

しかしオリジナルファンは冷却効果が顕著に現れることが多いです。

体感できない程のベンチスコア上昇よりも、低発熱で長寿命が優先です。

そういう理由からオリジナルファンは大好きです。

なによりカッコいいものが多いですしね。

ということで定格モデルと超特価という点は「ありがたや～」なのですが、

ファンがリファレンスなのが残念すぎて残念すぎて残念すぎて。

『全然かっこよくないです、プラスチックカバー冷えそうにないです・・・』

定格クロックのオリジナルファン版(玄人にはないですが)だったら本気モードで

数時間前から駆けつけるところですが、これだったら買えるかどうかは賭けでいいです。

話を戻して

他にも数点ほど特価品があるものの、先客が10名程度で

「以外と少なくて拍子抜け、でもグラボは駄目っぽいな」と諦めつつ

「駄目なら別の特価品を」思っていたところ10分程で整理券を配りに店員さんが。

私「グラボまだ残ってますか？」

店員さん「残ってますよ」

あっさり確保できました(笑)。

これが仮に本気だったら、なぜか残念な結果になるんですよね。

さてここからがレビューです

結構古いので需要がないかもしれませんが、9600GTとの比較です。

【構成】

CPU：i5-2500K

MEM：DDR3-1600　8GB　(UMAX)

システムドライブ：SSD128G　(CSSD-S6T120NTS2Q)

データドライブ：HDD2TB　(WD　RED)

モニタ：1920×1080　(FS2333)

OS：Win7　64bit　HomePremium

※：ベンチは全てデフォルト設定で測定しています。

【CINEBENCH R11.5】

<GF9600>

OPENGL：31.19

CPU：5.19

<GF670>

OPENGL:49.71

CPU：5.37

CINEBENCHで18以上の差は結構でかいですね。

【3DMark Vantage】

<GF9600>

スコア：5522

<GF670>

スコア：25637

【3DMark 11】

<GF9600>

DX11未対応なので計測不能

<GF670>

スコア：7818

【WINエクスペリエンスインデックス】

<GF9600>

グラフィックス：6.9

ゲーム用グラフィックス：6.9

<GF670>

グラフィックス：7.9

ゲーム用グラフィックス：7.9

参考程度のベンチ？ですが

9600GTのスコアがなかなか良いですね。

670はおそらくカンストで振り切っていると思います。

東方であれば9600GTでも60fpsで充分遊べます。

【PSO2ベンチ】

<GF9600>

<GF670>

スコアは10倍の差ですが

9600GTでもグラフィック設定を上げなければ充分遊べます。

体感では微妙にカク付きがありますが、670ではもちろんありません。

【FFXIベンチ】

FFの最新のベンチはこれだと思っていました。

FFXIベンチ自体が、FFXIVに合わせてVerUPされていると思っていました。

「でもなんでXIのまま？」と疑問を抱きつつベンチを取った後で

よくよく調べてみるとFFXIVベンチがあるではないか・・・

しかもキャプ取り忘れていました。

<GF9600>

約11000

<GF670>

約9900

ちょっと面白い結果です。

3回やり直しましたがやっぱりGF9600の方が高いスコアに。

DX8とかなり古いベンチなのでこの様な結果になったと思われます。

【体感　TERA】

<GF9600>

まずグラフィック高設定は駄目です。

最低近くに落として、パーティーでまともに戦闘できる程度。

低設定でもヴェリカの広場でホムンクルスがたっぷりいるとカクカク、

大型MOBでプレイヤーも結構いるとカクカクします。

なので即席PTだと迷惑かけないかヒヤヒヤしながらのプレイでした。

<GF670>

ただ一言、最高設定で充分に楽しめます。

【体感　雀龍門】

このゲームみたく、スペックをそれ程必要としないものは体感差は殆どありません。

【その他】

 ベンチを行っていてGPU温度が最高71度まで上昇しました。

個人的にはちょっと高いんじゃないかなと思います。

短時間のベンチで、かつ冬の室温22度程度で、この温度ですので

長時間のゲーム+夏場になると80度を超える可能性もありそうです。

他のレビューでもよく指摘されていますがGF670のリファレンスファンの性能は

やっぱり低いです。

ただ音は結構静かで回転数がMAXになっても気になるレベルではありませんでした。

昔は後付けGPUクーラーも結構あった印象ですが、なぜか今は見掛けませんね。

グラボは基本的にファンを外しただけで保障対象外になってしまうので

怖いところですが、出来ることであればファンを換装したいところです。

【総評】

GF9600も当時はミドルレンジGPUですので、負荷のそれ程高くない３Dゲームは

グラフィック設定さえ上げなければ、今でも結構通用してしまいます。

ただグラフィック設定を上げるとやっぱりGF9600ではキツイようでカクカクしてきますが

GF670では楽勝でしっかり動作してくれます。

さらにDX11対応とかの話になってくると、GF9600はそもそも対応していないので

性能の差は歴然で体感差も顕著になります。

当初購入予定の660TIとの差はわかりませんが、

最高峰GPUではなくともハイエンドに分類される

GF670はOC版でなくても非常に素晴らしいと思います。

ただ一点これからGF670を買われる方は

オリジナルファンのモデルを選んだ方がよいかと思います。