◇2014.07.07：電池交換（文末に追記）

◇2014.06.28：内部の写真ほかを追加
◇2014.06.27：電池切れ（文末に追記）

◇2013.08.09：時計バンド交換（文末に追記）

　この腕時計を購入する前は機械式の腕時計をいくつか使用していましたが、元々トリチウムによる自発光に興味があった事と、当時（2010年）のオールブラック人気が重なって、うっかり現物を見ずに勢いだけでネットで購入してしまいました。

開梱直後の3051ブラックアウト

　黒ケース初挑戦ということで届いた現物を見た第一印象は、カーボンファイバーケースのプラスチッキーな感じと平坦なガラスの色合いが安っぽく感じられ、オールブラックかと思いきや、何故かリューズとラバーバンドのバックルの色だけが黒じゃないという点から中途半端な完成度といった印象を受けました。

リューズだけ何故かシルバー... 嫌じゃないですけどね^_^;

平面でエッジの仕上げもあまり美しくないガラスが安っぽい...

　反対にちょっと感心したのは、文字盤がただ黒いだけでなく、艶消しと艶ありの印刷を使い分ける事で、同じ黒でありながら文字盤に何が書かれているかキチンと分かるようになっていることでした。また、黒い文字盤と各針にセットされているトリチウム管の白（昼間は白く見える）とのコントラストが効果的で、非常に時間が読みやすくなっていると感じました。

途中で時計バンドを交換しています。

　お目当てであった自発光するトリチウム管については、以前トリチウムで光るキーホルダーを持っていたことから大いに期待していましたが、思いのほか暗くて正直ガッカリしました。

　まず薄暗い程度の環境下では光っているという感覚は全くありません。かなり周辺が暗くならないと光っている事が認識できないレベルです。ミリタリー用途ならこれで十分なのかも知れませんが、それにしてももう少し明るく光っても良いような気がします。

光っているように撮るのは結構大変。秒針はどこ？w

---大きさについて---
　サイズについてはデカ厚モノに慣れているせいもあり、ちょうど良い大きさという感じです。装着感はとりたてて良いという訳ではありませんが、時計本体の大きさに対してかなり軽量なので、見た目のヘビーさとは裏腹にとても軽快な感じです。

　私の経験では存在感が薄いと腕時計を装着していると、時計の存在を忘れて、うっかり腕時計をぶつけたり壁に擦ったりと傷が付きやすくなります。逆にデカ厚系の時計の方が注意して振る舞うので、本体や風防などに傷が付きにくいという感じです。

大きめだけど、軽快な装着感。

---内部のこと---
　内部のムーヴメントについては詳しくないのでよく分かりませんが、クォーツ式なので機械式に比べて遥かに正確で手間要らずです。

　購入時に時間を合わせてから2年間放置していますが、おそらく1分も狂っていないと思います。ひとつ残念だったのは、秒針が2〜3度程度ズレていること。クォーツ式は1秒間に1回しか針が動かないので、ズレていると結構気になります。時間のズレは気にならないのにw

電池切れのタイミングで裏蓋を開けてみました。

RONDA製クォーツムーブメント（SWISS R9と記載）

　ちなみに使用電池はRENATA 395（SR927SW）で、結果的には購入してから4年以上もったということになります。

外した裏蓋（ネジ留め）

裏蓋内側とパッキン（Ｏリング）

---不具合発生---
　使い始めて1年が過ぎた頃に、純正ラバーバンドのワッパ（バンドの余りを通す輪）2つが次々と切れてバンドをキチンと留められなくなり、バンド交換を検討することになりました。

　ただラグ幅が23ミリのラバーバンドは社外品でもあまり種類がないようなので、純正を購入しようかと思いましたが、同じ物にすれば、また同じような事が起きると考えるとイマイチ購入意欲がわきませんでした。

　しばらくの間どうしようか悩んでいましたが、破損したのはワッパだけなので、そこだけ何とかすれば良いと思い、引き出しの中で眠っていた別の腕時計の24ミリ幅用ワッパを外してセットしてみました。

　24ミリ用ではありますが、丁度ぴったりでバンドを通した時のガタつきが無くなり、むしろ純正品より良くなった感じになりました。

シルバーなバックルと別な時計バンドのものを流用したワッパ

それ以外は特に不具合は発生していませんし不満もありません。

　最近では、プラスチッキーだったケース表面の色に深みが出てきて良い感じになってきましたので、今後ますます出番が増えそうな予感です。

----＜追記：2013.08.09＞----
　純正時計バンドがついに切れてしまったので、完全にちぎれてしまう前に代わりのものに交換しました。ただし、純正はいずれ同じことになりそうなので、社外品の安いものを選択、ラグ幅24mm用のものを23mmに合うように改造して装着しました。

　購入後三年以上経ちましたが、まだ電池が無くなる気配がありません。最近の時計は思いのほか省エネなんでしょうか？

-----＜追記（2014.06.27＞---

　通勤途中、最寄りの駅で時間を見たら止まってました。
正確には今でもピクピク動いてはいるようですが、1秒進める程のパワーがない感じです^_^;

　止まった時間が6時半なので、家を出る時は既に止まっていたようで、普段いかに時計を見てないかが分かりますねw

　ネットで調べてみると、電池が少なくなると数秒おきに進むようになるらしいのですが、毎日着けていてそんな風にはなっていなかったと思います（自信はないですが...）

　電池交換をどうするか悩むところですが、基本的に水中で使うことはないので、自分で交換しようと思います。。。

それにしても丸4年も電池が持つなんて、素晴らし過ぎる！w

-----＜追記（2014.07.07＞---

　電池交換するなら裏蓋のパッキンも交換しようと思い、素人見立てでパッキンを注文したもののサイズ（線径）が合わずに断念、結局は電池交換のみで、パッキンは元のものにシリコングリスを塗布して再利用しました。