目つぶしと言われていたEIZOが久々に目に優しいモニタを出したというので現物見に行ったら良かったので買っちゃいました。以前は、その目潰しパネルとムスカとか言われたFlexScan S2411Wを使いこなしていたのですが差は歴然、文書作業時の眼精疲労の低減だげでなく、写真の描画は汎用モニタとは雲泥の差でした。
センサ付きのCX240-CNXはこちら
目に優しい最高画質の民生機
■良いところ
・デジタルユニフォミティ補正回路搭載でムラが少ない。
・IPS系だけど黒がしっかり黒い。
・表面処理がよく、写真がグラビア印刷のようにしっとりした質感を感じる。
・FlexScan S2411Wのようにツブツブギラギラの虹色がでない。
・最低輝度50cd/m^2までさがる。
・フリッカーフリー：PWM調光10000Hz以上
以上のような特徴で目に優しい。
・EIZO特有の可動角の広いモニタスタンドがつかいやすい。
・各種スイッチが押しやすい。感触が良い。
■悪いところ
・暗色が黒つぶれ気味。値段が１／５のBenQ:EW2740L(AMVA+方式・黒が得意)に劣る。
・輝度が50cd/m^2以下にならないので眩しく、明るくない部屋での文書作業に向かない。下げたければ、Color Navigatorが必要。
・枠がテカテカ。映画の鑑賞には邪魔。
・ドット抜けの製品が多すぎる。ドット抜け保証交換の３回目でドット抜けがない製品にあたった。
・無音環境ではＦＡＮの音が気になる。
■単色表示画像
※明るい部屋では写真ほど肉眼ではムラを感じません。
白
赤
緑
青
黒
■FS2434との比較
左:FS2434 右:CX240 白色表示の比較。画像はCX240が若干赤く見えますが、肉眼ではCX240が白でFS2434がより青く見える。
黒色表示の比較(左:FS2434 右:CX240) CX240がマウスカーソル以外真っ黒に見えるがFS2434は明るい部屋でも白浮きが目立ち青っぽくなっている。
質実剛健・実用重視だけどもうちょっとどうにか出来たのでは？
・枠に光沢がある故に、枠の内側に画面の光がかなり反射する。
・枠が太いのでマルチモニタがしにくい。スリムベゼルの27インチと同じ外寸
画質重視とはいえ液晶パネルより7mmぐらい飛び出た枠はどうにかならないのか、ユーザーはモニタの厚さなんて気にしないので厚み方向に回路を逃がしてほしかった。
素性の良い部品を最大限詰め込んだ一品
AH-IPSを採用している他のWUXGA(1920x1200)モニタが出す白が青いので、高いけどこの製品を選んだ。現行のCX241ではパネルと光源を変えてAdobeRGBガバー率が向上し、冷却FANが廃止になった模様。
■諸元
パネル種別：PLS(IPS相当)
光源：疑似白色ではないLED
PWM調光10000Hz以上
16bitLUT(2D)
DisplayPort接続時:10bit入出力対応
AdobeRGB97%
sRGB100%
JAPAN Color
JMPAカラー
HDMI時1080/24p及びI/P変換
最大輝度300cd/m^2
視野角178°／178°
コントラスト比1000：1
中間色応答速度7.7ms
自動調光
画素ピッチ0.270mmx0.270mm
入力：HDMI、DP、DVI-D
ピボット対応
肉やリンゴが旨そうに見える
※このモニタは食べられません。
満足度の平均値がデザインに引きずられて過剰に下がるため、全体の点を上方修正するために無理に作った項目です。
やっぱりこれ以上の品を見つけるのは至難の業。
スポーツ鑑賞とシューティングゲーム以外なら何でも最高の性能を誇るモニタ。後継のCX241も見たけど並べて展示していないので差は分かりません。追加モニタを検討中、4KのFlexScan EV3237を見たけど明らかに画質が劣るので購入に至らず。FORIS FS2434を購入したが隣に並べるとFS2434のアラが目立つほど。ColorEdge CG318-4K、ColorEdge CG248-4Kは価格が高いので暫くは４Kはお預けになりそう。
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購入金額
89,850円
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購入日
2013年10月頃
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購入場所
九十九電機
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