元々は日立のPCに組み込まれていたものです(;=゚ω゚)=333
【メーカー/型番】acer / S10M
【チップセット】SiS540
【Socket/Slot】Socket7
【対応CPU】K6-Ⅱ、K6-Ⅲ(その他、Intel、Cyrixも動作すると思うが未調査)
【メモリスロット】SDRAM×2 (MAX512MB)
【拡張スロット】PCI×3、AMR×1
【主なオンボードデバイス】VGA(D-SUB)、Sound、IDE×2、LAN
【フォームファクタ】M-ATX
【リリース時期】2000年頃
本機はSiS540という当時にしてはかなり高集積なチップセットが搭載されています。
・SiS300相当の高性能3Dグラフィックスアクセラレータ(DVD再生支援付き)
・ATA66対応IDEコントローラ
・SiS900相当のLAN
・3Dサウンド&ソフトウェアモデム
・PC133 SDRAM対応
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990511/sis.htm
SiS540はSocket7プラットフォーム用であまり出回りませんでした。ほぼ同等仕様のSocket370用のSiS630はメーカー製PCやノートPCにもよく搭載されていたので、ご存知の方は多いと思います。
(後にはSocketA向けにもほぼ同等のSiS730も登場します。)
機能的には素晴らしいのですが、メモリの転送速度が遅く、せっかくの3Dグラフィックスコアの性能が生かせていませんでした。(この辺りは前機種のSiS530/620と変わらないですね(^^; )
SiS530/620ではVRAMは2~8MBまでシェアできましたが、SiS540/630では32MBまでシェアできます。
このマザーはacer製で、グラフィック、サウンド、LANも搭載したM-ATXなオールインワンマザーです。正直、Socket7でLANまで搭載したM-ATXマザーがかなり珍しいです。
当時、私はSiSチップセット好きで、ジャンクコーナーにこのマザーが大量に売られていたので購入しました。K6-Ⅱと組み合わせてWindows98で使うなら十分快適に使えました。(いくら、性能が低いと言っても当時のメーカー製PCで使われたSiS530よりは速いのです)
よく見ると、メモリソケットの横に緑色のジュフロン線でパターンを修正した跡がありますね(^^;
ネットでこのマザーがいくつか紹介されていますが、みな同じようにジャンパが飛んでいるので、同じ基板のロットなのかも知れません。
-
購入金額
980円
-
購入日
2003年頃
-
購入場所
イオシス
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。