ASRock製のQ77チップ搭載マザーボード。
昨年行われた、vProチーム・レビューの頃に購入したものの、生まれついての怠け癖と年末にかけて起きた大混乱の結果、年明けまで放置されていた代物。
運用上、さしたる問題が起きていない現在のサーバ環境に組み込もうとした動機はただ一つ。
電源のON/OFFから、BIOSまでも遠隔操作可能という”IntelAMT”の存在だ。
これをサーバの管理環境に組み込み、出先からサーバーの電源ON/OFFを行うことで更なる省電力環境を手に入れようという魂胆。
・・・まあ、WAN越しのON/OFFは出来た。
問題は、WAN越しでのOS操作。VPN無かったら実質無理(汗)
今回、このサーバ更新作業に伴いWindows Server 2012 Essentials R2(長い・・・)へのOS更新も予定していたが、こちらも色々問題が生じたので中止。
結局、Windows8.1のRAID搭載PCという中途半端なものが完成して、幕となった。
まあ、これは私の知識不足や見通しの甘さ、ついでに予算の問題が原因であって、製品の問題ではないので、念のため。
IvyBridge世代のマザーボードとしては中々の完成度であり、Q77系の問題点であるPCI-Exの帯域不足(合計で最大8レーンしかない)や世代の遅れ(チップセット単体では3.0に非対応)を、別途チップを搭載して補い強力なビデオカードの搭載をサポートするなど、ASRock独自の改修が加えられており、ゲーミングPCの作成にも使える性能を持っている。
また、PCIポートはブリッジチップでなくネイティブ・サポート。
そのため、搭載出来るカードの制限はほぼ皆無といってよい。
パラレル・シリアルポートについてはI/Oこそ非搭載だが、ボード上のピンから別売のケーブルで引き出す事が可能。
7x世代のマイクロATXマザーとしては、ほぼ全部入りの構成であり、特殊環境での利用にも制限が少ない良作といえる。
後部I/Oの構成は割と標準的だが、アナログ出力も標準実装するほか、ビジネス機らしくDP出力を搭載する。
サウンドポートについては最低限の装備となるが、音源自体はALC662チップを搭載しているので、音質は平均水準を確保。
ASRockのマザーは、比較的ノイズの少ないサウンド環境を構築してくるメーカーであると同時に、割と大胆にコストカットしてくる事もあるメーカーだが、ビジネス向けチップだからと手を抜いてはいなかった。
なお、LANはAMT対応のためインテル製。AMT通信中は強制的に100M-bps接続になるそうだが、1G-bps接続対応。
基本は抑えているので、Z77じゃひねりが足らんという人は試してみるのも一興かと。
まあ、8x出た現時点では既に旧世代マザーだけど・・・・
なお、相性大爆発のHP-P400も最下段で問題なく動作する(超重要)
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購入金額
8,790円
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購入日
2013年06月17日
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購入場所
notokenさん
2014/01/22
Windowsならリモートデスクトップのポート開放(WAN側ポートは変更すること)
Linux、FreeBSD、MacならSSHのポート開放(WAN側ポートは変更すること!!)
WindowsならTeamViewerなんて手もありますよ。
別にVPNなんてなくても割と結構方法わあります。
とっぷりんさん
2014/01/22
Vossさん
2014/01/22
AMTからの遠隔が出来なかったってオチです、はい。
OSだけの操作ならTeamViewerでいけるので、最終的にやりたかった「遠隔ON/OFFからOS遠隔までをvProで一括管理」が無理だったと・・・というか、本文そのまま読むとOS自体の遠隔不可としか読めないですね、申し訳ない。
まあ、どちらにせよ狙っていた方向でやろうとするとVPN無しでの運用は危険度高すぎてoutなので、更なる省電力化の夢はH87土入までお預けです。
ちょもさん
2014/01/22
Vossさん
2014/01/22
そのアイデアもらっ(ry・・・ていうか、NUCの時点で更なる斜め上やってるから、やめとこう。