レビューメディア「ジグソー」

手頃で使い勝手は良かったが

先日オーディオPCで使用中のGeForce 8600 GTについて書きましたが、あの製品はこのRADEON HD4670が早々に故障してしまったことにより急遽導入されたものでした。

今は亡き秋葉原のT-ZONEで購入した並行輸入品(6カ月保証)だったのですが、1年も使わないうちに完全に壊れてしまいました。この製品と同じSAPPHIRE製の上位製品、RADEON HD4870も1年少々で壊れてしまったことから、それ以来SAPPHIRE製のRADEONに対する信頼感はすっかりなくしてしまったのです。もっとも、中古で買ったSAPPHIRE製のRADEON HD4890だけは今でもきちんと動いているわけですが…。

それはさておき、RADEON HD4670という製品自体についていえば、速さという意味ではそれほど大したチップではなかったものの、補助電源不要で1スロット厚という使い勝手は大きな魅力でした。一応はミドルクラスの製品であったこともあり、ローエンド製品とは違ってディスクリートGPUらしい機能と性能は持っていましたので、メイン級のPCで使う訳でないのならこれで十分だったのかもしれません。

性能面では1つ上のクラスとなるRADEON HD4770とはそれなりにはっきりとした差は付いていましたが、HD4770は補助電源を必要とするなど、使い勝手はハイエンド製品に近いものでしたので、HD4670とは製品ジャンルが異なるという理解が正しかったのでしょう。

当時のNVIDIAのミドルクラスはGeForce 9600 GTでしたから、性能という点ではRADEON HD4670では太刀打ちできませんでした。ただ、これは性能でも使い勝手でもRADEON HD4770のライバルというべき存在であり、直接の比較対象にはなり得なかったように思います。

RADEON HD4670の魅力は、ローエンドクラスとは一線を画す性能と、ローエンドクラス並みの使い勝手の良さとまとめることが出来るでしょう。現在のラインアップではRADEON HD7750がこのような存在といえるでしょうか。

それだけに1年も持たずに壊れてしまったという耐久性のなさは余りに残念でした。これが壊れていなければ、今でも恐らく使い続けていたと思いますので。
  • 購入金額

    5,980円

  • 購入日

    2009年06月頃

  • 購入場所

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