レビューメディア「ジグソー」

現状では、WD RED 4TBのベストパートナーの一つのNAS

1.パッケージ

かなりシンプルです。

というより、白い段ボールに商品シールが貼ってあるだけです。
どうせ捨てるパッケージですので、これぐらい潔くてOKです。ネット販売専用モデルらしいので、パッケージにこる必要はありませんね。


2.セット内容

  • 本体
  • ACアダプタ
  • メガネケーブル
  • LANケーブル(カテ5e?)
  • ビス
  • 簡易説明書

簡易説明書は、セット内容などが書いてあるだけで、実際の使い方は載っていません。
説明書はWEBからダウンロードするように書かれています。

以下URLは備忘録的記載です

http://www.ioplaza.jp/shop/contents/rdnext.aspx#manual


3.装着するHDD

・WD Red 4TB 3.5インチ( WD40EFRX )

このキットは4TBまでのHDDが動作するので、おそらく現状で最も適したHDDなのではないでしょうか。ちなみに、プレミアムレビューで使用した物の他にもう一台買った物です。


4.HDDの装着

ふたを開けて、HDDを装着します。


SATAケーブルと電源ケーブルをHDDに取り付けたら、付属のビスでしっかり固定して完了です。


外側のビスももとに戻して作業は2分程度で完了しました。

 

WD REDに付属のinsideシールを貼って筐体としては完成です。


5.準備

HDCPサーバーからIPアドレスをもらったら、ルーターからIPを確認します。
元々サーバーとしてisharingというマシン名がついているので、pingコマンドなどで名前解決の確認しがてらIPアドレスを確認しても良いかもしれません。

最初は192.168.1.15があてがわれました。あとで「ロックディスク」にちなんで、手動で第4オクテッドを69(ろっく)に変更しました。

 

まずはHDDをマウントして使える状態にします。
起動して、ブラウザからアドミニユーザーでログインすると、まず初期画面としてHDDのマウントメニューが出ます。


最初はマウントせずに、「管理」から「ディスクマネージャ」を起動し「自動設定」を仕掛けます。

 


しばらくすると『Completed!』と表示されます。


そして、4GB(およそ)が利用可能なことが確認できました。

 

ちなみにeSATAのコネクタが背面にあり、そこにHDDを接続すると、内部HDDとRAID1が構築できるとのことです。なにげに高機能。


6.アカウントの設定

ブラウザ上で、右側にあるメニューの一番下「プリファレンス」から「アカウント」を作成します。


※なんとなくOS Xっぽい管理メニューですが、無視しましょう。


7.ファームウェア

ブラウザベースの管理画面や、カーネルなどを含むファームウェアはインターネットに接続されているNASであれば自動で更新してくれます(ベータ版は除く)。

 

それでは、速度測定してみます。
接続状況は[PC]-[HUB]-[RockDiskNext]で全システムギガ対応で、かつLANケーブルをカテゴリー6以上でつないでいます。

購入直後のファームウェア

アップデートしたファームウェア

 

ネット上の噂では、遅いといわれているこのRockDiskNextですが、ファームウェアのアップデートでなんとなく改善している気がします。

デュアルコアのCPUを積んでいるらしいので、もう少し頑張って欲しいところです。
しかし、コンシューマー向けのキットNASとしては及第点かと。

 

8.オートコネクト

このRockDiskNextは、オートコネクトという機能がついています。
MACアドレスか、またはドメイン名といわれる自分で指定した固有の名称でログインすることで、
外からも直接NASにアクセスすることができます。

http://myisharing.com/

 

自宅サーバーを構築した経験がある方からすれば、DDNSとかつかわずに接続できる点に疑問を持たれるかもしれません。
予想ですが、このNASはネットに接続されているときにグローバルIPアドレスやMACアドレスなどをオートコネクトの仲介サーバーに送ってそれを元に接続・認証を行っているのでは。。。

上記のサービスからだけでなく、iPhoneのアプリからも接続可能でした。


3Gでつながっています。

 

9.まとめ

これまで使ってきたNASの中で一番手応えを感じる商品でした。
しかしUNIX系のOSをユーザー管理して保存先を指定するため、アドミニ権限のユーザーと通常ユーザーとの使い分けをしないと、設定などが面倒だと感じました。
最近はファームウェアのアップデートでハイレゾ音源の配信に対応したりしています。

メディアサーバー(Regzaで接続確認済みです)やTimeMachineなどにも使えます。

ファンレスのNASなのでワンルームなどの方も、騒音を感じずに使える数少ない高機能NASだと思います。
まだ検証していない機能がたくさんあるので、使いこなすのに時間がかかりそうです。

現状では、WD RED 4TBのベストパートナーの一つのNASであるといえます。

  • 購入金額

    7,980円

  • 購入日

    2013年10月09日

  • 購入場所

    ioプラザ(楽天)

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