のさらに続き、一応の完結編です。ハードカバー版を持ってたはずですが、引っ越しの折に処分したようで見当たらない…。
(そちらは渡辺多恵子さん絵)
なぎさ、多恵子、ときてなぎさの親友北里視点の物語です。
前者二人の描き口に比べて、ちょっと世の中を冷めた目で見ているというか
熱くなりすぎていないわりと淡々とした感じに話は進んでいきます。
イチバン多恵子にイライラする本かもしれませんw
やっぱりと言うか、北里も多恵子が好きな時があったし、
ニブチンすぎてそれに気づいてないし、
気づいてないようでいて、でも別の男の子のことで困ると、
北里のところに相談に来たりもする。ありそうなリアリティに、あふれています。こういう女の子っている。w
無意識ではその好意に気づいていて、甘やかしてくれる男の子を、うまく利用してるんじゃないの!
と、多恵子の「女」な部分に物凄くいらつきます。
うん、やっぱり天然でモテて人気のある子でも、多恵子は好きには慣れないや。
ようやく北里も過去の思いに一つ区切りをつけて、
進んでいけそうなところで終わり。
甘酸っぱい雰囲気の読後感でした。
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購入金額
150円
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購入日
不明
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購入場所
古書店
はにゃさん
2012/12/01
一部の同性から嫌われやすいかもしれないですね。
渡辺さん仕様のハードカバーがあったとは!一度見たかった。
ふじしろ♪さん
2012/12/01
女だから…と言う部分はある気がします。
いざという時に頼ってよろめいてもゆるされる女であると言うか、なんというか。
アンタは可愛いからイイよね!という嫉妬心でしょうねw
なぎさちゃんと別れたわけではありませんけども、
もし別れたとしても、すぐ次の男が複数現れそうですもの。
本人はそれが幸せだとは気づいていなさそうですが…。
>渡辺さん仕様のハードカバーがあったとは!一度見たかった。
スーツ着て格好つけた北里君の絵だったですw
UDさん
2012/12/01
ふじしろ♪さん
2012/12/01
それそれ!
はにゃさん
2012/12/02
せっかくだったら野枝も表紙になってたらよかったのに とか考えた。
野枝の一人称だと、北里、なぎさ、多恵子に対する文句で終わりそうだけど、
意外に4人組以外との関係とかでもおもしろかったんじゃないかな。