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高速上位モデルだが…

今までUSB3.0接続のカードリーダーとしては、同ブランドで発売されている下位モデル、BSCR09U3-WHを使ってきましたが、日替わり特価品として上位モデルのBSCR15TU3シリーズが安売りされているのを見て、性能差を検証してみようと思い買ってみました。

 

 

 

 

特にBSCR09U3WH自体に不満はありませんが、より速くなるのであればそれに越したことはありませんからね。

 

 

 

パッケージデザインは同系統で、遠目で見たら差は判らないかもしれません。

 

 

 

本体のデザインも酷似していて、高速化ユーティリティの名称である「TurboPC EX」のロゴが無ければ全く同じといっても良いでしょう。実はスロットから見える基板なども含めて、これといった差は見当たらないというのが正確なところです。

更新: 2015/02/16
速度

TurboPC EXが無ければ全く同じ

BSCR09U3WHと、全く同じ環境に接続して全く同じmicroSDHCカードをベンチマーク計測してみました。

 

 

まず、こちらは従来のBSCR09U3WHで測定した結果です。

 

 

 

こちらはBSCR15TU3WH(TurboPC EX無効)での結果です。僅かな誤差はありますが、全く同じ結果と評して差し支えは無いでしょう。

 

つまり、両者の違いは単純にTurboPC EXの利用権が付属しているか否かと、TurboPC EXが有効化出来る型番名をシステムに返すか否かだけであり、ハードウェアとしては全く同じと考えるのが正解です。

 

ちなみにTurboPC EXはDL提供であり、DL時に型番名を選択の上、本体のシリアルナンバーを入力して使用機器の確認を行います。この2機種はシリアルナンバーの体系が全く違っていますので、BSCR09U3シリーズのユーザーがTurboPC EXをDLすることは出来ませんし、仮にTurboPC EXをインストールしていてもハードウェアが特定の型番を返していなければ有効化はされません。単純にTurboPC EXの利用権が価格差に繋がっている(但し私の場合はBSCR15TU3WHの購入価格の方が安い)ということになります。

 

ちなみにTurboPC EXを有効化すると、確かにベンチマークのシーケンシャルリードの値は向上しますが、それ以外の部分ではむしろ速度低下を招く場合がありますので、万人にお勧め出来るものではないと考えています。

 

というわけで、個人的意見としては、BSCR09U3とBSCR15TU3との比較では、単純に安く売っている方を買ってくるのが正解というものです。TurboPC EXは敢えて差額を払ってまで使いたいと考えるほど魅力があるツールだとは思えませんでしたので。

  • 購入金額

    1,512円

  • 購入日

    2015年02月15日

  • 購入場所

    PC DEPOT

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