やり方は簡単。買ってきたアームを座席上部にあるグリップに両端乗せて固定するだけ。

伸縮するアームなのでよっぽどのアメ車じゃない限り日本車なら大体は届きます。

と思ったら①、この車には運転席側のグリップが無いじゃんケー

何年式から無くなったのか分かりませんがグリップ購入。スズキ純正なので安心です。￥770-

固定ネジ付きです。

「クリップ外し」でメクラを取って、そこに購入したグリップを取り付けます。

そしてアーム取り付けました！（正確に言うとグリップに乗せるだけ）

アームを結束バンドで縛れば９割は完了です。

と思ったら②、後席のグリップ位置が前方過ぎて釣竿を乗せたら超アンバランス。

釣竿が後ろへズリ下がってきそうな位置じゃないですか。これじゃダメダメです。

ここまで揃えたら引くに引けずホームセンターに行きウロウロした結果、１本\500円のパイプを２本調達。120cmあるので室内後方まで伸ばせそうです。

キャップも買ったけど「埋め込み式」「被せ式」とあって、どっちが良いか分からないので2個2個で購入。￥300-くらいだったかな？

同じ形状の物を前側・後ろ側と付けたらパッと見ても違和感ないでしょう。

今度はそのパイプをグリップに固定すれば室内後方まで届く様になる！訳です。

室内いっぱいに伸びたパイプにアームを乗せようと思ったら③

今度はパイプが太すぎてアームの爪が当たるじゃないですか。

何やっても上手く行かない私の人生そのものな気が･･･

えええい！ニッパで切断です”！

私の人生もスパッと切りたい部分はある！

ピッタリ乗りました！当たりまえ。

アームは伸縮するので微調整が楽。

結束バンドでしっかり縛れば今度こそ９割は完了です。見た目いいでしょ？(自己満)

と思ったら④

写真で気づいたけどアームのフックが左右逆になっていますね。縛ったんで御愛嬌ということで。

次はこれ。樹脂配管を固定するサドルです。ホームセンターで数十円のを２個装着。

天井の高さまでの隙間に関係しますがこれは大きい方が良いです。 

前方のアームに取り付けます。アームは運転席と助手席の真上になるのでサドルを下向きには付けれません。頭部と干渉しない様にパイプ上側、天井との隙間に固定。左右は搭乗者の邪魔にならない様に運転席と助手席の間のスペースに取り付けました。

このサドルの穴に釣竿の先端を通して左右に振られるのを防ぐ作戦。なので刺しやすい大きな穴の方がいいのです。

後方のアームにはコレをつけます。100均で売ってる洗濯物用のクリップ。4つ買って￥440-

使い勝手がこのためにあるような物で、引っ掛けて90度曲がった位置でクリップできる有能クリップ。クリップ部には滑り止めが付いているので傷も付きにくいし滑らない。この為にあったかのような素晴らしいクリップなのです。考え付いた人に感謝したいくらいです。

これは引っ掛けるだけで完了です。今度こそ・・・

おおお、想定通り。

サドルとクリップを並べれば何本もロッドは取り付けできますが、釣りに行くには軽自動車だと搭乗者１～２名ですし2本分準備できれば十分です。予備竿持って行く時にはアームに乗せて水平に縛っておけば邪魔にはならないでしょう。バッチリ。

釣竿を乗せると完璧に固定してくれました。乗せるだけだと運転中にリールが振り子のように左右に揺れてガチャガチャと音がしたり振動でズレていったりして非常に不安定です。２つ以上ぶら下げると隣同士でぶつかり合い大切なリールに傷がついてしまう事もあります。このクリップは滑り止めでしっかり摘まんでいるのと二股で横揺れにも強いという優れもの。

前面はサドル穴に釣竿を通しているので遊びはあるものの、大きく揺れてしまう事はありません。

自称完璧です。 

セットしたロッドは２ピースロッドと言って2分割に出来る釣竿なんですが、ジギング用の１ピースロッド(分割できない１本竿)も入れよう。と思ったら⑤

まじかー、ドア閉めれんやんけー。

決してアームが悪い訳ではなく軽自動車の限界を感じましたのです。

最大有効距離を使って入れるとこうw

ジギングの際には自分しか乗らない様にします。

穂先はこのようにセット？　ここでもクリップ登場。

ちなみに前席もアームのフックが上になっていますねｗ 

急ブレーキかけても前後に稼働できるのと滑り止めのゴム材でロッドを傷めない。

とは言ってもこんな姿勢で釣りに行くこと自体が「好きもの」と思われる訳で、ジギング行く時には素直に乗用車でいく事にします。クーラーやらタックルボックスも大きいしね。

アームのレビューなのかクリップのレビューなのか分からなくなるが、両方なくてはならない便利なアイテムです。アームは伸縮出来るので殆どの車にも幅を合わせて取りつくし、方向を変えれば高さも変わるので昔から気にっています。