注意:写真は拡大しないことをおすすめします。(長年の使用でだいぶ汚いから)
その筋の方ならご存知かとは思いますが・・・
コイツの実態は
ストレインゲージ+補償回路+表示装置+マイコン
で事足りるほどのものです。
これが電子工作やデジタルガジェット好きな筆者の目に止まらないわけがない。(笑
ほい、ってなわけで先ずは表面から。下部に液晶がありますね、そこに重量が表示されます。
液晶自体も電卓に使われるような普通の液晶です。
でもこの電子天秤、ちょっと高いです。
液晶の右に電源ボタンと精度切り替え/風袋引きボタンがありますが、恐らくここの設計がコストを跳ねあげてる要因だと思います。
なんとこの2つのボタン、静電容量感知式なんです。例を挙げると、昔のApple cinema display(全部ポリカーボネートのやつね)、アレの電源ボタンと仕組みが同じです。
タクタイル感、つまり「カチッと押した」感が全くなく、どことなくサイバーです。
濡れ手や小麦粉まみれの手で触っても動作するのかは疑問ですが。
0.1g単位での計量ができるのも魅力です。
いろんな物を測りたくなっちゃいます。
1円玉は1.1gでした。
ただ、0.1g計量モードは手放しで喜べるものではなく、一つ大きな欠陥があります。
1.6g以下のものは0gのままなのです。
そのため、先程のような小物を量るためには、適当な重りを一緒に付けて下駄を履かせてやる必要があります。
その他の特徴としてはさすがキッチン用品というべきか、上皿が取り外せ、水洗いできます。
Unst...unstableの略でしょうね。
この手の電子天秤は重力加速度が影響するので調整スイッチが付いているのですが、南北に長い日本列島で調整スイッチが4つしかないとは…
もっと精密なのが欲しかったら業務用のを買いなさい、ということでしょうかね…
価格にしては上出来なので満足です。
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購入金額
4,200円
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購入日
2010年頃
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購入場所
Amazon
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