DDG-175 ミサイル護衛艦　こんごう型３番艦　みょうこうです。

イージスシステムのSPYレーダー（白く六角形に塗装されたのがフェイズド・アレイアンテナ）が特徴的な艦です。

マスト後方から撮影

真上からみると、SPYレーダーが四角錐の上部を切り取ったような構造の壁面に設置されていて、他のレーダーに干渉しない構造になっています。

本来、元なったアメリカ海軍アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦が、空母を含む機動部隊の艦隊防空艦として設計されていますが、SM-3により大気圏外での弾道ミサイルの迎撃能力を獲得したこともあり、艦隊だけでなく陸地の防衛まで担ってます。

Mk41 VLS(垂直発射システム)のセルを90個搭載していますが、艦体前方の速射砲の後部および後部構造物とヘリデッキの間にちゃんとみえます。

127mm 54口径単装速射砲も見えますが、このモデルでは旋回しません。