それを返さなければいけない日にオーダー。
さまざまな場所でいろんな機種の評判を見つつも、
僕が求めていたのは、作り手が出したかった音が充分に出れば良いという、
モニター傾向の好みでとにかく素直な音が欲しかった。
以前までは低音が鳴りさえすれば良いと思っていたのだが、
こういう好みに変わったのはFitEarを聴いてからだろう。
そしてリケーブル出来ることもポイントであった。
「4万近く出してこんなスカスカなのか?」
届いてすぐの時の音は正直言って期待はずれどころか購入を後悔した。
(FitEarの記憶がまだ鮮明だったので余計にそう感じた)
ダメもとでと思い、手持ちのノイズ系エージング音源をかけっぱなしで放置したり、
低音が良く出ている最近のクラブミュージックを聴いたり、
出来るだけ休ませる事なく4Rを使った。
10日くらいした辺りから感じたのは、
「最初の印象よりもまろやかに、そしてベースの芯が出てきたのでは?」
気分的な部分もあるかとは思うが、出音についてはそんな印象に変わり、
アンプを通してみたらどうだろう?という気になってきた。
試聴を兼ねての購入なのでとりあえず安価で素直さに定評のあるFiio E11。
イコライザーもゲインも使用せずに鳴らしたが、これが素晴らしい。
最近の低音過多傾向のヘッドフォンやイヤフォンと比べると、
全体に軽い印象は否めないが全ての音域で素直に音が出てくる。
1ヶ月ほど使い、今はZephone EW-6にリケーブルしたのだが、
こちらのケーブルは元気の良さが勝ったようなメリハリを持ち、
少しではあるが音圧も上がった。
勿論、いまだにFitEarの記憶からは離れられないが、
しばらくはこのR4を楽しんでみたいと思い、
お気に入りの曲をロスレスで再リッピングしているところである。
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購入金額
37,800円
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購入日
2012年09月頃
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購入場所
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