レビューメディア「ジグソー」

包み込むかけごこち、βチタンと純チタンの調和

アイウェア。
平素使っているお気に入りの眼鏡をいくつか...

最近愛用している眼鏡のブランド、999.9(フォーナインズ)は「直せる眼鏡」でもある。一度破損した初代999.9

が修理から上がって来て、その間のしのぎで購入したS-262T

と併用する形になり、cybercat史上?初の複数眼鏡の併用状態となった。

靴は同じ靴をはき続けるのはよくないと言われているが、眼鏡はどうなのか?
普通は度が同じでもアタリの違いによる違和感があるかも知れない。
しかし「眼鏡を着けるここちよさ」を目指したフレームは包み込まれるような「着けごこち」で無理がかからず、気軽にTPOに合わせて選ぶことが可能になった。

あまり安い眼鏡ではないので、おいそれとホイホイ買うわけにはいかないが、ここ10年間、度が変わらなかったのもあり、3年おきくらいに買い増していくことにした。
2009年選んだのは、しばらくメタルフレームではハーフリムなどが続いていた999.9が久しぶりにリリースしたフルリムのS-280Tシリーズ、その中でももっとも丸みを帯びたS-282T。とは言っても今まで持っていたものに比べると四角い。細面のcybercatにはあまりゴツイのは似合わないが、今までのまるくて、ゴールドやシルバーのように肌とケンカしないのではなく、バリエーションとして多少存在感がある眼鏡をということで黒のフレームで少し四角っぽいのにしたわけ。
わりに四角目のシェイプ
わりに四角目のシェイプ
このS-280Tシリーズの特徴は、伝統の「逆Rヒンジ」はもちろんのこと、
999.9はやっぱりこのヒンジがないとネ!
999.9はやっぱりこのヒンジがないとネ!
最大の特徴はテンプル(耳かけ)中央の交差!βチタンと純チタンの二つの異なる素材を組み合わせ1箇所で固定、力のかかる方向をコントロールして、βチタン(バナジウムとアルミニウムが含まれるチタン合金)の弾力性と純チタンの可塑性の高さを両立した、耳にフィットしながら包み込まれるような着け心地を持つことに成功した。
前方が弾力を担保するβチタン、後方が耳へのフィッティングを記憶する純チタン
前方が弾力を担保するβチタン、後方が耳へのフィッティングを記憶する純チタン
また印象としては真正面から見ると一本のフレームで左右が連結されているような印象だが、実は奥にパッドを支えるフレームがもう一本通っているという立体的な作り。上下から角度を変えてみると立体感が強いデザイン。
正面から見ると一本のフレームでつながっているようだが...
正面から見ると一本のフレームでつながっているようだが...
実は2本のフレームで奥行きを出している凝った作り
実は2本のフレームで奥行きを出している凝った作り
これもまたお気に入りになり、特にレンズ面が広いので自分の視界からフレームをうるさく感じるときには良くチョイスしてた。
型番・カラー・サイズを表す刻印
型番・カラー・サイズを表す刻印
コイツはしっかりしたフレームです。

【サイズ】
レンズ横幅:55mm
レンズ間鼻幅:15mm
フレーム耳かけ長:135mm
Four Nines 商品詳細
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2017/12/23 ヒンジ部破損⇒修理不可能部位&部品枯渇で修理不能⇒廃棄
  • 購入金額

    36,750円

  • 購入日

    2009年頃

  • 購入場所

    I’s Gallery

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