定価￥1600

Amazon中古￥189

写真のコラージュに特化したケーススタディで学べる教本です。

なのでグラフィック、というより写真加工がメインです。

ただし感覚的にはプロフェッショナル、ではなく、美大生、という印象です。

良いところ

• 人物写真を多用している
• いかにもCG化しました、みたいな感じでできあがりが楽しい
• フィルター一覧がある 

悪いところ

• ケーススタディが少ない
• 取り上げている機能と使い方が割と少ない

まとめ

内容的にはかなり良い、と思うのですが、あまりにも限定的な（特徴的な）ケーススタディなので、GIMPを使った応用力が養われない気がします。

これからバリバリGIMPを使いこなしていきましょう！というよりは、GIMPこんなことできるんだぜ、スゲーだろ、という感じで、個人的には好きじゃないです。

これからGIMP始めます、という人ではなく、多少のフォトレタッチなら普通にできます。でもなんか物足りないんです。という人がインスピレーションをもらうのに使うと良い本なのかなぁと思います。 

対象バージョンが2.2なので何ともいえませんが、中古で￥300くらいで買う分には損しないかなぁという感じです。

全編フルカラーで画像多用なので、開いて目を背けたくなるようなアレルギー（教科書開くと眠くなる類い）の出る本ではないです。