ドラクエ10や新生FF14など魅力的なタイトルのゲームが近しい将来控えており、グラボを購入検討の方も多いでしょう。
そんな中まったくそんなことを考えていないアラクレめが、当製品のレビューを書かせていただきます。
なおこちらの製品については地元のパソコン工房にて29,800円から2,000円引きで売ってたので衝動買いですw
さてまずは当製品のスペックから。
■スペック
・NVIDIAGeForceGTX660搭載
・MSIオリジナルファン「TwinFrozrIV」採用
・コアベースクロック:1019MHz
・ブーストクロック :1097MHz
・メモリクロック :6008MHz
・2048MB_GDDR5_192bitメモリ搭載
・DVI×2、HDMI、DisplayPort映像出力端子装備
・ボード1枚で4画面出力が可能
・高品質部品を採用するMSI独自の「ミリタリークラスIIIコンポーネント」準拠
・詳細な電圧設定が可能な「トリプルオーバーボルテージ」対応
・MSI独自のユーティリティツール「アフターバーナー」付属
※スペックについては株式会社ASK様より拝借いたしました。
該当URL:http://www.ask-corp.jp/products/msi/graphicsboard/geforce-gtx660ti/n660gtx-ti-twinfrozr4-pe-oc.html
気になる点としては帯域が192bitってとこだけですかね。正直重量級のゲームはしないので問題なしです。
※なお、ドライバーについてはGeForce 320.49 Driverを使用しております。
使用環境の詳細は下記のとおりです。
■スペック
□CPU:Core i5 3570K
□VRAM:MSI N660GTX-Ti Twin Frozr IV PE OC【当製品】
□RAM:コルセア CMX8GX3M2B1600C9
□M/B:ASRock Z77 OC Formula
□ODD:LG ブルーレイ(型番忘れた)
□システム用SSD:PLEXTOR PX-128M3P
□SSD2:Intel X25-M Mainstream 80GB
□HDD1:日立 2TB(型番忘れた)
□HDD2:HITACHI DESKSTAR OS03385 1TB
□OS:windows7 Ultimate 64bit
□CPUクーラー:Corsair H80i
□ケース:Abee AS Enclosure X3 シルバー
□電源:Corsair CMPSU-850AXJP
さてさてそんなわけでベンチソフトで実際の性能を見て行きましょう。
なおやらんので重量級ゲームのベンチはすっとばしてます。
■各種ベンチマーク【解像度以外はすべてデフォルトです。】
□WEI(Windows エクスペリエンス インデックス)
☆7.9(参考にならん)
□CINEBENCH(OpenGL)
☆44.92fps
一番上は同じ環境においてRH7850-E1GHDのグラボを使用してます。
案の定OpenGLはラデオン優勢。
□3DMark
・ICE STORM
☆133892SCORE
・CLOUD GATE
☆14677SCORE
・FIRE STRIKE
☆5044SCORE
ICE STORMやCLOUD GATEについてはさほど問題なくパスしました。
が、FIRE STRIKEについてはやっぱりカクカクですね。
今後出ると思われる重量級ゲームについては、最高設定でちょっときつそうです。
なお参考値としてRH7850-E1GHDについて、FIRE STRIKEのスコアが3951スコアです。
このスコアからするとRADEON7870以上ではあるでしょう。たぶん。
□新生FF14
・1920*1200
☆5630(とても快適)
旧FF14だとちょっと大変そうでも、新生では十分すぎますね。
ただしオプションによってはもうチョイ下がるでしょう。
・1280*720
☆8758(非常に快適)
当然ながらこんな評価。もうチョイ下のグラボでも大丈夫そうですね。
□DQ10
・1920*1080
☆12579(すごく快適)
おそらくHaswell内蔵グラフィックでも十分動きそうなため、
オーバースペック気味ではありますがストレスなく行けそうですね。
また標準品質で実行していますが、この分だと最高に上げてもまったく問題なさそう。
・1280*720
☆13435(すごく快適)
言うことなし。
□PSO2
・1920*1200
☆20772
なお快適動作の目安としては5001~だそうなので、この解像度で設定をいじくっても
全然問題なさそうですね。さすが軽量級ゲーム。
・1280*720
☆42819
どうでもいいけど点数インフレすぎですな(汗
□MHF
・1920*1200
☆15820
PSO2であんだけの点数出してるのでやる必要なかった・・・。
・1280*720
☆34680
当然ながらこのぐらいの点数。
□ちはやろーりんぐ
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ちはやローリングWE (Ver.1.10)
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ランク = S
スコア = 1575554m
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OS = Microsoft Windows 7 Ultimate Service Pack 1 64 ビット
CPU = Intel(R) Core(TM) i5-3570K CPU @ 3.40GHz
ビデオカード = NVIDIA GeForce GTX 660 Ti
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※このベンチにいたってはRH7850-E1GHDを下回ってます。
さすがに登場してからそれなりに経過してますので、ドライバ未成熟とかそんな話じゃ
なさそうですね。
【参考:RH7850-E1GHD】
ランク = SS
スコア = 1750480m
以上ベンチマークです。ほとんどについてはRH7850-E1GHDを上回る性能で満足です。
が、GPGPUが絡むとRADEON勢にはさっぱり勝てないのは言うまでもないですね。
■大きさや重さ等々について(画像1参照)
大きさについては先ほどからちょいちょいと名前が出ているRH7850-E1GHDと比較。
デュアルファンということもあり結構大型。また金属が多いこともあり重量もありますね。
ただとはいっても体感的にそこまで重いものでもないですし、補強は不要なレベルじゃないでしょうか。
またRH7850-E1GHDよりDVIがひとつ多いのも地味にうれしいです。
■干渉について(画像2参照)
設置して上下のPCI-eスロットに干渉していないか確認。特に問題なし。
使用しているケースがE-ATX対応ですので問題なく取り付けられたため干渉が発生s・・・
してました
これはどっちかというとケースのせいですが、ケース付属のGPUクーラーを付けると・・・。
蓋が閉まりませんorz
RH7850-E1GHDは補助電源を縦に挿すタイプなので問題ないのですが、横挿しだと完全にオワタです。
これハイエンドグラボ用なんですけど、普通ハイエンドグラボって補助電源横挿しですよね・・・。
■付属品および付属ソフトについて(画像3参照)
付属品はDVI→D-Sub変換アダプタとペリフェラル→6ピン変換ケーブルとソフトウェアディスクが付属。
まあ標準的な構成ですね。OCツールとして付属ディスクにAFTERBURNER(画像3)が入っています。
使い勝手はというと・・・なーんか微妙・・・。画像3見てもらうと分かると思いますが、
さっと設定するために+-のボタンがついててもいいんじゃないかと思うんですよね。
たしかに隣に直接入力すればClockとか変更できますけど。右のグラフで状態を確認できるのはGoodです。
んでデフォルトのプロファイルがひとつもない。ちょっと試してみたいな、って思うときに一から設定するのはややメンドイ。
軽め、ほどほど、シビアぐらいの3段階のプロファイルがデフォルトで入っててもいいんじゃ?
まぁOCなんて玄人がやるもんですから、素人お断り!な内容にしても誰も文句は言わないでしょうが。
設定については特に問題なくできます。何度も言いますが手軽さはゼロです。
※OCはメーカー様の保証が受けられなくなる行為です。やるときは自己責任でどうぞ。
■総評
以前リファレンスのGTX670を持っていた際はさほど気に留めていなかったのですが、
GTX660Tiが出てから実は結構注目してたんですよね。やるゲームにジャストフィットするので(笑)
性能は狙い通りのものでかなりいい感じ。GPGPUは使用しないのでこれでいいです。
OCはたぶんしばらくはやる必要もないので放置。ファンスピードのみいじるかな。
初めてMSIのグラボを買ったので、そのうちいじって行きたいとは思いますが(==;
今でこそGTX760が出てますが、ドライバ未成熟であったり価格の問題もありますから、
当分の間はコレでしのげそうです。いい買い物でした。
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購入金額
27,980円
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購入日
2013年07月22日
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購入場所
パソコン工房
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