まず、キヤノンのレーザープリンターで多く使われているLIPS系のドライバが用意されておらず、CAPTドライバだけが提供されているのですが、このドライバに問題があるのです。このドライバは双方向通信を厳格に要求するため、無線プリントサーバの多くが利用できません。今のところ私がきちんと使えることを確認したのは、Planex Mini-102MGと純正のNetHawk WP100だけしかありません。Mini-102MGの方は動作自体が不安定だったため、現在はNetHawk WP100で運用しています。
そして、LBP3000より古い機種のWindows用CAPTドライバは、32bit版のみの提供となっているため、64bitのWindows7などから使う手段がありません。
この点に関してはイレギュラーではありますが、Windows7のXP Modeを使うことでとりあえず対処しています。Microsoft Officeは過去バージョンとの互換性のため、XP Modeで古いバージョンを動くようにしていますので、XP Mode上でLBP-1110のドライバを登録しておくことで、Windows7から古いOfficeなどを経由すればLBP-1110から出力することは可能になります。
もっとも、ここまで苦労して使い続けている理由は、このプリンタを気に入っているなどという理由ではなく、新品購入時に入っていたトナーが未だに空になっていないためです。次に使うレーザープリンタは購入済みですので、このプリンタのトナーがなくなってしまえばすぐにでも入れ替えは出来るのですが…。
プリンタとしての出来も決して優れたものではなく、給紙の不安定さなどの難も目立ちます。使い始めてしまったからには最後まで付き合わざるを得ないという心境です。
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購入金額
0円
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購入日
2002年頃
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購入場所
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