レビューメディア「ジグソー」

初めてIvyBridgeコアを採用したCorei3-3220!(;=゚ω゚)=333

■2012.10.21 「A10-5800K」との比較ベンチのリンクを追加(ページ一番下)
■2013.1.17 1/20の発売日にCeleron G1610 か G1620に特攻してレビュー
  する予定です(`・ω・´)!
■2013.1.21 Celeron G1610の比較レビューへのリンクを追加しました。
■2013.1.24 Pentium G2020の比較レビューへのリンクを追加しました。
       (このページの一番下のリンクから飛んでください。)
■2013.3.6 CPUとGPUのベンチにグラフを追加しました。
       アクセス数が多いので、i3を検討して居られる方が多いようですね。
■2013.6.3 Haswell Corei7-4770Kのベンチへのリンクを追加(ページ下のリンクです)
■2013.9.1 HaswellなPentiumG3220のベンチへのリンクを追加(ページ下のリンクです)


IntelのLGA1155向けCPU「Corei3-3220」です。
発売日にIYH!しました(;=゚ω゚)=333

【モデルナンバー(実クロック)】3220 / 3.3GHz
【コードネーム】IvyBridge
【製造プロセス】22nm
【L1/L2キャッシュ】(32KB+256KB)×2、L3 3MB
【コア電圧/TDP】不明/55W
【主な拡張命令】SSE3/SSSE3/SSE4/intel64/Xdbit
【内蔵GPU】intel HD Graphics2500(コアクロック不明)
【Socket/Slot】LGA1155
【sSPEC】SR0RG
【リリース時期】2012年9月2日
【発売時の記事】
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120901/etc_...

初めて、IvyBridgeコアを採用したCorei3です。
1万円程度で購入できるので、ちょっとしたPCのリプレイスに最適だと思います。

同時に発売したCeleronG555、PentiumG2120に対し、このモデルは2コア/4スレッドとなっているのが特徴です。

私はIvyでは、Corei7-3770Kとi5-3570Kのみ所持している為、Intel HD Graphics2500は始めてですね(;=゚ω゚)=333

地元のパソコン工房に入荷していたものを、確保してもらい、本日購入しました(;=゚ω゚)=333


■付属品を見てみる(゚ω゚)じぃ~

はい。いつもの通り、
CPU本体 / CPUクーラー / マニュアル(エンブレムシール付き)です。
Corei3-3220とその付属品
Corei3-3220とその付属品


CPUクーラーはFoxconn製でした。
CeleronG555はDELTA、Pentium-G2120はNIDECだったので、見事なくらいバラバラに。
メーカーによって微妙に形状が異なる
メーカーによって微妙に形状が異なる


エンブレムはCorei3です。インテルって昔から、立派な金属のエンブレムは出さないですね・・・
Corei3のエンブレム
Corei3のエンブレム


CPU本体です(;=゚ω゚)=333
製造国:マレーシア sSpec:SR0RG
Corei3-3220様!
Corei3-3220様!


CPU裏面
いつもと同じ。
いつもと同じ。



■BIOS対応に注意!
IvyBridgeの初代Corei5やi7に対応しているマザーボードでも、POSTしない事例がありました。詳細はPentiumG2120のレビューを参照してください。




■ベンチ
とりあえず、ファーストインプレッションということで、ベンチを簡単な編集のまま貼り付けます(^^;
SandyBridgeのCeleronG530/G555とPentiumG2120との性能の比較を行います。

同時に購入したCeleronG555/PentiumG2120のレビューは、ページ下部分のリンクからどうぞ。


構成:
【CPU】Corei3-3220 比較対象としてPentiumG2120 / Celeron G530 / G555
【CPUクーラー】リテール付属品
【マザー】ASRocK H77M(但し、G530とG555はECS H61H2-M5)
【メモリ】PC12800 4GB×2
【HDD】320GB S-ATA
【VGA】Intel HD Graphics(CPU内蔵)
【ケース】M-ATXの適当なやつと300W電源
【OS】Windows7 HomePremium 64bit

CPUを入れ替える際には、DirectXとグラフィックドライバを再インストールしています。
(以前、QSV関係で不具合が出たことがある為)


1.エクスペリエンス・インデックス(Win7 64bit)
エクスペリエンスインデックス比較
エクスペリエンスインデックス比較

ついに、プロセッサが7を超えました(;=゚ω゚)=333
ローエンドとは言え、Coreiシリーズの名に恥じないスコアです。
他はG2120と全く変わりません。つまりグラフィック関係は同じ性能と考えられます。


2.CrystalMark2004R3の結果
CrystalMark2004R3結果
CrystalMark2004R3結果

CPU(ALUとFPU)関係のスコアが一気に上がりました。
恐るべし、4スレッドのパワーです(*´д`*)ハァハァ
グラフィック関係のスコアも最も良いですが、G2120とはほぼ同等と考えても良さそうです。


3.CPU関係のベンチマーク
今回のローエンド3兄弟では最もクロックの高い3.3GHzです。
4スレッドと相まって、大きく性能がUPしているはずです。

では、結果を見てみましょう(;゚∀゚)=3
CPU性能(CeleronG530を100%とした相対性能)
CPU性能(CeleronG530を100%とした相対性能)

CPU関係のベンチスコア
CPU関係のベンチスコア

CeleronG530と比較すると、約140%~230%の性能UPです。
3DMark関係のスコアも大きく上がっており、ゲームをするなら、明らかにCeleronやPentiumよりも有利でしょう(;=゚ω゚)=333

今回のベンチではキャッシュの影響が小さいので、まだ差が少ないですが、PCMarkやOffice関係のベンチを行うと更に差が広がると思います。


4.GPU関係のベンチマーク
Corei3-3220はIvyBridgeコアでIntel HD Graphics2500というGPUを内蔵しています。
その性能を見てみましょう。

FF11はHIGH、FF14はLOWのみ測定しています。
GPU性能(CeleronG530を100%とした相対性能
GPU性能(CeleronG530を100%とした相対性能

GPU関係のベンチスコア
GPU関係のベンチスコア

ベンチによってバラつきが大きいですが、FF11を除くと、CeleronG530から約140~200%の性能向上が見られます。

但し、PentiumG2120とは同等のスコアの項目が多く、
PentiumG2120の内蔵GPU Intel HD Graphics(無印)は、HD2500と同等の描画性能を持っていることになります。


5.エンコード時間比較
MediaEspresso6.5でH.264のファイルのエンコ速度を測定します。
Coreiシリーズなので、QSV(クイック・シンク・ビデオ)にも対応しており、高速でエンコードすることができます。今回はQSVの効果を見るために、QSV有効時/無効時のエンコード時間を測定しました。

動画のソース。これをSONY PSP形式に変換します。
動画のソース
動画のソース


結果です。
エンコード時間比較
エンコード時間比較

やはり、QSVの効果は大きく、QSV無効時に294秒だったものがQSV有効時に72秒と約4.1倍に高速化しています。これを使わない手は無いですね(;=゚ω゚)=333


そして、もう一つ気になることが。
PentiumG2120との比較です。

□QSV無効時
CPUクロックが約6%差なので、エンコード時間に約5%の差があるのは理解できます。

□QSV有効時
G2120が151秒に対し、i3-3220が72秒で約210%の差でi3-3220が速いです。
GPUクロックは共に1050MHzで同じです。CPUクロックも約6%差です。
なのに、倍以上の速度差が・・・

これは推測ですが、PentiumG2120のQSVはハーフスピード(恐らく、GPU実行ユニットを半分無効にしている状態)で動作している可能性があります。

確かに、マーケティング(PentiumGのポジションと価格)を考慮すると、こういう制限をつけるのも納得できます。(もちろん、それでもCPUで処理するよりは倍くらい早いのですが・・・)

エンコードを頻繁に行う方は、Coreiシリーズを買った方が良いのは間違い無いです。


6.消費電力比較
エコキーパーで消費電力を測定してみました。
但し、今回、予定していたマザーボードでi3-2120とG2120が動作しなかった為、
比較対象のCeleronG530/555とマザーボードが異なるので参考程度にしてください。
(アイドル時はほぼ同じ消費電力なので、近似値は出ていると思いますが・・・)
消費電力比較
消費電力比較

アイドル時はどのCPUもほぼ同じなのですが、Prime95(CPUのみ高負荷)実行時及び、更にFF14を実行してGPUにも負荷をかけた場合を含め、消費電力が10W程度大きくなっています。

PentiumG2120と同じTDP55Wなのですが、実測だとやや電気を食います。(クロックやハイパースレッディングなどの影響かも。個体差レベルなのかも知れませんが・・・)



まあ、感想としましては、
やっぱり、Corei3-3220は、CeleronGやPentiumGに比べると速いです。

特に消費電力測定時に3Dゲームのベンチ等で負荷をかけた状態で、ペイントやExcelの編集を行っていましたが、CeleronGやPentiumGだと体感速度がかなり下がりますが、Corei3-3220ではあまり遅くなりませんでした。4スレッドの効果はそれなりにあるんだと思います。

また、PentiumGとのQSVの関係には驚かされました。
やっぱり、CoreブランドのCPUはプレミアムな価値があるんですねw
こうなると、PentiumG2120の立場が怪しくなりそうです(^^;



■発売日に同時購入したCPUのレビューはこちらから。
ローエンド3兄弟!
ローエンド3兄弟!



■Trinity A10-5800Kと勝負させてみた。
(マザーとセット値引きでw)同価格帯のAPUと比較してみました。



■Celeron G1610 (初めてのIvyBridgeコアのCeleron)のレビューを行いました。



■Pentium G2020のレビューを行いました。



■HaswellことCorei7-4770Kのレビューを行いました。



■Haswee初のPentiumG3220のレビューを行いました。

  • 購入金額

    10,780円

  • 購入日

    2012年09月02日

  • 購入場所

    パソコン工房

コメント (4)

  • はにゃさん

    2012/09/07

    レビューお疲れ様でした。

    3兄弟購入した甲斐がありましたね!
    買うなら i3-3220かなぁ
  • ふっけんさん

    2012/09/08

    はにゃさん

    どれがお勧めか聞かれたら、i3-3220ですね(;=゚ω゚)=333
    G555はG530のクロックアップ版ですし、PentiumG2120は悪くは無いですが、少しの価格でCorei3-3220が買えてしまうし・・・

    ただ、メーカー製PCだとG2120は受け入れられそう。クロックは3.1GHzと高めでQSV対応を謳うことができますし。
  • れいんさん

    2013/03/07

    ふっけんさんの
    (;=゚ω゚)=333 がとっても感じられたレビューでした。
    CPUの選択に困ったら
    そうだんしよう。
    そうしよう。
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