プレクサスを初めて知ったのは、鈴木亜久里氏が愛用のラジコン飛行機や愛車の手入れに使っているという内容の雑誌広告でした。
広告記事によると、アメリカ空軍の戦闘機のキャノピーの日常整備に使われているとありました。
透明のアクリルやポリカボネート製キャノピーに付く細かな傷にプレクサスが入り込み、透明感を保ちながら保護するという謳い文句です。
汚れ落としの効果もあり、平滑な金属面塗装面にも効果があるので、プレクサス一本で車全体を処理できるということでした。
はたして?
樹脂部部(特に透明アクリル)に絶大な効果があります
当時、同じような謳い文句の製品で「ゴールドグリッター」という商品(現在販売しているパーマラックスとほぼ同じ製品だと思われます)も試した事があるのですが、耐久性やボディの艶感ツルツル感が思ったほど得られなかったので車体全体を処理する為に購入する気は起きませんでした。
では、何故購入したのか? それは、当時弟が所有していた初期型ユーノス・ロードスターの幌の後部窓を処理するためでした。
ご存知のように初期型ユーノス・ロードスターの後部窓はビニール製で、オープン時には2つ折れになる構造のため、どうしても折れ目が白濁します。 丁寧に扱っても、経年劣化で白濁してくる代物です。
その種の樹脂製スクリーン専用のコンパウンドもいくつか存在していますが、他にも使い道がありそうなプレクサスを選んだんです。
既に手元にロードスターはありませんので、そのスクリーンをお見せすることが出来ないのが残念なのですが、一定の効果が得られました。
細かい傷に入り込んだプレクサスは、それ自体が乱反射の原因や油膜由来のギラギラを起すこと無く謳い文句通りの効果を感じました。
ユーノス・ロードスターのみならず、ジムニー、初期型ホンダS2000や輸入車の樹脂製後部窓を持つオープンスポーツをお持ちの方には諸手を挙げてオススメします。
購入時、自動車雑誌のCGかNAVIの編集後記にプレクサスを携帯電話に使うと驚くほど綺麗になると書いてありましたので、その種の樹脂製品に試してみました。
綺麗に見えても、幾らかの汚れは付いているものです。 人間の掌の中で働く携帯電話は、これもプレクサス処理でとても綺麗になりました。
ただ、金属に塗装が施されたボディなどには、WAKOSのバリアスコートなど、現在ではもっと手軽で効果が持続する商品があります。
用途によって使い分けるのが良いと思うんです。
汚れたシールド、手入れの悪いヘルメットをぶら下げてきた友人、お客さんを見つけると
このプレクサスで全体がツルツルピカピカになるまで磨いてあげると、とても喜ばれます。
手持ちのミニチュアカー用透明アクリルケースをみがいてみました
使用前
使用後
CDケースも 使用前
使用後
タオル1枚で処理完了
予め汚れを落としてから作業を開始するなら、処理面積にもよりますが、概ねタオル1枚で作業完了します。
できればマイクロファイバークロスがあると、糸くずも出ませんし、綺麗に仕上がります。
カルナバワックスのように、乾いたワックス成分がタオルに付着することはありません。
もちろん石油成分は移りますので、タオルは使い捨てにするか、別洗いで処理して下さいね。
繰り返しになりますが、ボディ全体という目的でご購入をお考えの方に参考になる情報は提供できません。
やはり、薬剤は適材適所に使用するのが良いと思います。
なんにでも効果大というのは、オロナイン軟膏だけに任せておきましょう。
購入価格はうろ覚えです。
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購入金額
2,600円
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購入日
2008年頃
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購入場所
ヤフーショップ
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